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青森県産 オオクワガタ ブログトップ
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2022年 青森県産WILD割り出し総決算 [青森県産 オオクワガタ]

7月オオクワガタのセット記事を書きましたが、
つい先日までに今年セット分の割り出し作業が全て完了しました。
今回はそのまとめ記事です。

 【オオクワガタのセット記事】
   ⇒ 2022-7-30 『青森県産オオクワの個体数(家の)』

当時の記事の終わりに書いた通り、セット後の♀個体の反応は上々。
さらに、この夏に十和田市の別産地で採集した成虫もいますが、こちらもセットしました。

 【この夏に十和田市の別産地で採集した成虫】
   ⇒ 2022-8-30 『2022年オオクワガタ採集 ― 8月豪雨の後に ―』


KIMG4698.JPG
一度に3セット組んだと云う事で、
久しぶりに気合を入れて菌糸ビンを箱買いしました。
9月初め、容量は2種類、画像は左半分が650ccで右半分が1100ccです。
自分の普段の注文量と比べると多いので買う前にどこのメーカーから買うか結構悩みましたが、ブナ帯のオオクワガタなので、ブナオガを使った銘柄を使う事にしました。



詳しくはこの後書いていくとして、
早速割り出し作業の内容をセット(産地)毎に作業日順に書いていきます↓↓

その1 十和田市 産地A
【♂親個体】56mm WF1 2021年春羽化
【♀親個体】36.8mm WILD 2021年8月29日採集
【セット日】2022年6月10日 ※♀親取出7月29日
【セット内容】Beケース中 砂埋め霊芝材 広葉樹未発酵マット プロゼリー
【割出日】2022年9月17日夜中(作業は16日深夜から開始)

親♀をケースから出して1.5ヶ月経過してからの割り出しです。
セットからは既に3ヶ月が経っているので、初期に産んだ卵ならとっくに2令の後期くらいに差し掛かっているタイミングです。
いつもならここからさらに2ヶ月くらい放置・・・いや見守るところでしたが、今期のブリードの目的は「未だ我が家で生まれた事が無い70overの羽化」。見守りはもういいでしょう!
それと、もしも幼虫が想定外に採れ過ぎてしまった時にはヤフオクと云う手段がギリギリ残されているので、それに間に合わせる意味もありました。
(「ヤフオク!」の出品ルールとして、2022年9月29日以降に個人のオオクワガタ出品が禁止されました。ちなみにですが、自分は過去にヤフオクでオオクワ生体を出品した事はありません。)

ケース内を見ると、親♀が齧った他に様子が変わった風には見受けられません。

KIMG4688.JPG産卵材をマットから引っこ抜くと、地中部にはちょろっと走る白い食痕が確認出来ました。
(この画像では遠くて分からないのですが)

KIMG4694.JPG食痕が出た部分から材を割っていくと、早速出てきました!
当初に思っていたよりも未熟で1令です。
遅かったかなと心配していましたが、これなら体重増やすのも見込みが出てきそうです。

続いて出てくる幼虫も、1令、1令と続き、
予想外にも若い幼虫だらけ。





そんな今回の作業の中で、一番予想外だったのは





KIMG4696.JPG
見ての通り、総頭数 僅か3。 ぅ、嘘だろ・・・
産卵材を割ってても食痕が少なく、中盤から「あ、ヤバいかも」と焦り始めてました。羽化してもペアが出来るかどうか心許ない数ですし、親♀がWILDなので幼虫が弱くて死ぬ可能性も低くはないです(自分の飼育の腕前を考えると尚更)

希望としては5~7頭居れば丁度良かったのですが、これは来年再セットを考える必要もありそうです・・・
普通でメジャーなラベルだからあんまり気乗りしないんだけど・・・




その2 市町村α
【♂親個体】54mm WILD 2020年8月13日採集
【♀親個体】35mm WILD 2021年7月29日採集
【セット日】2022年6月3日 ※♀親取出7月30日
【セット内容】Beケース中 砂埋め霊芝材 広葉樹未発酵マット プロゼリー
【割出日】2022年9月29日夜

こちらは先の十和田市Aより前に1週間早く組んだセットです。
セット内容は同様ながら、ケースの中は全く違う様子になっています。
KIMG4949.JPG
ケース側面には大きな幼虫の姿が!

KIMG4952.JPG
フタを開けて上から見ると、霊芝材の白いフラスが大量に噴出しています。
と言うか、セットした時には材はマットで半埋めにしていたのに、材の木口付近までマットがせり上がっています。中はどうなっているんだ・・・

KIMG4953.JPG
ケースの中身をひっくり返して出しただけで幼虫がゴロゴロ転がり出てきました。



KIMG4955.JPG
結果、丸々とした幼虫が19頭も・・・!!
スタート時期もセット内容もあまり変わらないハズなのに、頭数も成長具合も十和田市Aとは対照的な結果でした。

内訳は、
・1令・・・ 1頭(♀)
・2令・・・10頭(♂9頭、♀1頭)
・3令・・・ 8頭(♂2頭、♀6頭)
雌雄判定が合っているとすれば、若干♂の方が多めで嬉しいところです。

ただし現在の小規模飼育を考えると、この数でも正直言って多いと感じてしまいます。しかも、こっちの産地は十和田と違って不特定の人には教えたくないので、ヤフオクには出さないと決めていた方。
産地を知っているのはほとんど採集屋(人から貰ってまで飼育はしないような人達)ですし、この土地に所縁のある(思い入れがあって大切に飼ってくれそうな)県外の知り合いも居ません。
メンバーに押し付けるのもなァ・・・

考えてみましたが手放す事は出来そうになく、とりあえず全頭抱えていく事に。



その3 十和田市 産地B
【♀親個体】37mm WILD 2022年8月24日採集
【セット日】2022年9月8日 ※♀親取出なし
【セット内容】Beケース中 砂埋め霊芝材 広葉樹未発酵マット プロゼリー
【割出日】2022年11月6日昼

先に組んだ2セットの事を考えると、長命な種と云う事を考えて来年春にセットした方が色々都合が良いとも考えました。しかし、2次発生個体とは言えもし持ち腹だったらそっちの種を使って産ませてみたいと思った為に、「もし持ち腹だったとして、来年までどれくらい種が残っているのか」どうにも不安になってしまい結局今年の内にセッティングしてしまいました・・・
加えて言えば、採った♂もそこそこボロ個体なので、来年のペアリングまでに生きているか不安でもありましたしね。
(ヒメオオなんかもそうでしょうが、こっちの地域では2次発生の個体は交尾後に冬を越してから産卵するのは普通のことだと思うので、冬を越したら種切れになると云う心配は要らないんでしょうけどね)

KIMG4602.JPG
セッティングに際して、産卵材に加水する際にはちょっと気分を盛り上げる為に、同じ十和田市で採水した「奥入瀬源流水」を使ってみました。
菌糸ビンを買った時のブナオガ選定も似たようなものですが、元の環境に近い物を与えてやりたいと云う自己満足ですね。
ただ、ツリガネタケ菌床なんて手に入りませんし、産卵材はクヌギの霊芝材なので「徹底」しているワケではありませんが・・・
(この部分に関しては、個人で「徹底」的にやるのはかえって良くない事でもありますけどね)
水については、ちょっと書いてみたい話でもあるのでまた後日改めてアップしようかと思います。

KIMG4606.JPG
我が家の砂埋め霊芝材の中からオオクワ向きのダメ材がまだあるのか探してみましたが、まだありましたねぇ・・・
ハズレ材、多くない・・・?


KIMG4609.JPG
セット環境も先の2つと全く同じ、材を縦置きで半埋め。
親♀は勿論♂と同居無しで単独投入しました。

数日後、材には大きな穴が開き始めました。今年はもうこれで3度見た光景ですが、持ち腹か分からない為、「越冬場所の為の穿孔じゃないよなァ・・・」などと変な不安を抱いてしまいます。

それからしばらくして秋も深まってくると、親♀はエサを食べにくる様子もなく、材の様子も変わり映えしなくなりました。越冬態勢に入ったものと思われ、そのまま割り出しまで放置・・・ぁ いや見守る事にしました。

KIMG5174.JPG
そして2ヶ月経った11月6日、割り出し当日の様子。
ゼリーは食べた様子が無く、セット全体から静けさすら感じられます。ただ、地上部ではトビムシがピンピン跳ねているので、屋内では作業せずに寒空の下で割り出しを行ないました。

KIMG5176.JPG
産卵材をマットから抜き出すと、ちょうど芯の真下に親♀が縮こまっていました。
写真でも分かる通り、きれいに円い空間が出来ていて見るからに「越冬中」って感じですね。野外でも、ゴミムシとか単独で居る奴だとこんな感じで出てきますよね。

材を見てみると、どうやらマットへは出てきていない模様。
ひとしきりマットを漁って幼虫が居ない事を確認し、材を割っていきます。

KIMG5179.JPG
表面から少しずつペキペキ剥いていくと、発見しました食痕!
やはり持ち腹でした。

KIMG5180.JPG
ある程度表面を剥いでみて、いくつも走る食痕に期待が膨らみます。









KIMG5185.JPG
そしてこの有り様。

なんだろう、俺は十和田に呪われているのか・・・!?
もはや十和田の水使った事とか、何の願掛けにも成ってませんでしたね。
割ってる最中、芯部近くなってきた頃には身も心も相当寒くなってきてましたよ。

でもまぁ正直言って、市町村αで既に温室のスペースを結構取られてしまった事からすれば、ある意味これくらいで済んでくれてホッとしてますけど。






以上で全てのWILD個体の割り出しが終わり、
♀3頭合計26頭が得られました。
その内、まともに産んでくれたのは1頭のみで2頭はこの通り渋い結果。原因としては管理温度、時期だとか産地柄だとか、考えられる事はいくつかありますが
先日開かれた青森県虫屋の納会の場で、産ませる条件として興味深い話が聴けたので来年別産地が採れたら試してみようと思います。



そして、産ませたまではいいとして、次は大きく育てられるのかが心配。
今までもそうでしたけど本番はここからなんですよね。

スケジュール的に2頭は実質夏採り、1頭は秋採りとなるワケですが割り出してビンに入れるタイミングが遅かったのはちょっと心配です。
2年1化の長期飼育となると、悪い癖でビン交換怠けてしまいそうです。

良い型の成虫を見るまでは、
それぞれの産地に気を配って(当たり前だが)育てていきたいと思います。

ずっと記事書いてたら眠くなってきたので、
締まりがイマイチですがこれでひとまず 終わり。


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青森県産オオクワの個体数(家の) [青森県産 オオクワガタ]

7月26日にようやく青森県も梅雨明けが発表されましたね。しかし、今年は梅雨明け発表がされた他の地域でも雨が続いたりしましたし、青森も御多分にもれずこの後雨続きになる見込みです。ねぶた祭り期間モロ被りです。自分の記憶だとねぶたのタイミングでよく雨に降られていたので、3年振りに開催されるねぶたの呪いではないかとも思っています(ディスる地元民)

さて、6月中に書いておきたかった飼育ネタを1つ余していたので、
ここまでの夏季シーズン中で残念ながら書く事が無い採集ネタに代えてブログに残しておこうと思います。


一般に、オオクワガタはクワガタ飼育の入門種で初心者向けと言われています。
成虫も幼虫も丈夫で、飼育可能な温度帯も広くエサも豊富に開発・流通し飼育情報も大変多い事がその理由です。

しかし自分の場合、そう感じたことはほぼありません。
特に近年は、オオクワって増やすのも育てるのも難しいと感じてならず、ブリード個体が次々消えていきます。
実は、以前割り出し記事に書いた幼虫達は全て蛹化前に死亡しています。全滅。


自分の場合、採ったオオクワガタは基本的に「一度」産卵セットを組んでみます。
(例外的に、知り合いにあげたり多少の期間観賞飼育して〆たりもします)
ただ、時期によって産みやすさが違うのでしくじる事も多いです。
その要素として、
①盛夏になってセットしても暑さでバテるのか産卵せず来年春にやっと産む
②比較的採りやすいと感じている2次発生個体は、羽脱直後で♀が未交尾
と言ったところです。

もうちょっと詳しく言うと、①の場合は次のブリードシーズン(翌年春~初夏)を迎えるまでの長い期間の間に管理ミスや寿命で死ぬ、②に関しては同産地の♂が採れずにペアリングの見通しが立たないまま寿命が近づき〆ざるをえなくなってしまう、・・・とこんな感じです。

また、自分のオオクワとの飼育上の相性の悪さ(と飼育下手)により、採れた幼虫の成長率・蛹化率・羽化率が異様に低いのも飼育個体数が維持できない理由の一つです。
この記事カテゴリでは以前に割り出し記事も書きましたが・・・その時の幼虫達、つい先日残りの1頭の幼虫が蛹室内で蛹になる前に死亡してしまい、前述したように全滅したと云う経験をしたばかりです。
近年はノコギリ系やカブト系に傾倒していた事もあって、マット飼育で多少放置もできて・・・と云う飼い方に慣れていたのもあったかもしれません、――最初は菌床に入れていたのにいつの間にかグズグズになっていて焦ってマットに入れたらいつの間にか溶けていた――と云う流れですがこれでオオクワガタはイケなかったです。WF1だからでしょうか・・・?

そんな、長年虫を飼っていながらここまで恥ずかしいミスを犯し続けると、流石に反省しないといけません。
もう「最後に見たのがいつだったかも分からない」大歯の♂を羽化させる為に、現在残っている個体の2022年度ブリードを開始しました。



その1 市町村α
県内のとある市町村産(当ブログでは、メジャー産地の十和田市以外は市町村名も伏せています、現在は1♂1♀(どちらも採集個体)だけが飼育されています。

2019年青森県某所産ワイルド.JPG
♂は2020年8月13日採集、♀は2021年7月29日採集。

KIMG3899.JPG
冬を越して、5月には活発に動き始めていたので同居させてペアリング。

産卵材は、ここ数年は植菌材を使っていましたが失敗ばかりだったので今回は使わず(と言うのも、使う際の材のコンディションが上手く合わず、買ったあと時間が経ってグズりだした物や、急いで買った所為でまだカチカチで使えない物を使う事が多かったので)、家にある砂埋め霊芝材の在庫から、ホソアカやシカやオウゴンオニに使うには不向きそうな堅めで芯が残ってそうな物を探しました。
KIMG3914.JPG
探すと言っても、実際には切ってみないと分からないのですが、見事に一発で当たりました。
直径の5分の3が芯じゃねぇか!!! これ、もし軟材産みの種をブリードする時に引き当ててたらゴミ箱にブチ込んでましたね。

KIMG3915.JPG
Beケース中サイズに、加水・皮を剥いだ霊芝材を縦置きして、未発酵マットで埋めてゼリーと♀親を入れてセット完了。


その2 十和田市 産地A
こちらはメジャーな十和田市産。市内でも産地はいくつかあって、一時期は自分も複数産地を飼育していたのですが、残念ながら現在はこの1産地しかいません。
現在は成虫が1♂1♀いるだけで、前項の市町村αと合わせて我が家にはオオクワガタが4頭しかいないんですよ。←それが我が家のオオクワガタ全てです・・・

青森県十和田市産WF1♂.JPG
♀は2021年8月29日採集、そして♂はいつから居たのかもう思い出せないWF1の飼育品。温室の奥から出て来て、ラベルを見て「あ~、こんなの居たのかぁ」と驚いたくらいです。「10年余りの歴史のある虫ブログで見せる飼育品オオクワガタ」としてはあまりにもショボイ歯型でしょう・・・生育環境が良くなかったのか、体型が歪んでいます。
♀も持ち腹だったら良かったのですが、2次発生個体でどうも未交尾なようで。

前項の市町村αの少しあと、こちらも遅れてペアリングーセットを開始しました。
KIMG3929.JPG
こちらのセットも使用する材は砂埋め霊芝材。
何故か今度も一発でハズレ材芯の太い材を引き当てました(うわぁ、家にある霊芝材他のヤツも皆芯ばっかりなんじゃないか?・・・後々心配になるわ・・・)

KIMG3931.JPG
セット方法も同じです。
本記事の2産地、写真のビジュアルが全部一緒過ぎてコピペでも良さそうなのが悲しい・・・


その後・・・
結論から言うと、「うまくいきそう」です。

両方のセットとも材を齧っています。いずれも材の埋まり際の所を重点的に齧っていて今では材が程よくボロボロになっています。
KIMG4033.JPG
これだけ齧っても卵を産んだかまだ定かではないのですが、そろそろ♀を取り出し保管に移したいと思います。
少なくとも、「こんなに産んじゃってどうしよ~」なんて調子づけるほど産んでないとは思うので、もし採れたら次こそは生まれた分の幼虫を皆無事に羽化させなければいけません。


2019年青森県産オオクワガタ♂.JPG
最後に、オオクワネタと云う事で今期の採集状況について。
今期は、去年までのコクワ採集でお預けになっていた新規開拓挑戦も再開したのですが、難易度がえげつなくて苦しく虚しい日が続いています。採集済みの産地(市町村)で遊んではいられない(すみません、言い方が悪いですね)と思い、前項の2市町村では今年まだ一度も採集していません。
つまり今年はまだ1頭も採れていないのです

6月から色々な所で色々な事をやってきてはいますが、無理を押した結果体調を崩し気味にもなっているので、本当に最近は焦っています。
6月7月ともう過ぎちゃって、あとシーズンは半分の8月9月だけですからねぇ。

ねぶた祭り(8月)、このまま来なければイイのに・・・



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クヌギシンクイ [青森県産 オオクワガタ]

次に公開するつもりで編集している記事の完成はまだ先になるので、
空いた期間の中埋め的に今回の記事を書いておきます。


今回は、我が家では存在が空気的に薄いオオクワガタの割り出しです。

去年、マイナー市町村某所で採れた♀を産卵ケースにすぐ投入したのですが、
その後採集した♀個体のセットや越冬物も含め、材に明確な反応が無いまま冬を迎えてしまいました。


越冬の為にと、秋まで入れていた温室からケースを出し、屋内常温で放置管理していたのですが、この暖冬の影響からかある冬の暖かい日に目を疑う光景を見つけました。




材からフラス(木屑や糞)が出てる!?

夏季には外見から何も反応が無いように見えていたケースから、初令幼虫大の坑道とフラスが確認できました。
一瞬、材の中に元々雑虫が潜入していたのではないかとも思いましたが、
セット前の材の様子を思い返せばそうとも思えません。

さらに、年を越してからまた久し振りに様子を見ると、
ケース側面に初令幼虫が出てきているのを確認。
どうやらちゃんと産卵されていたようです。




無事に幼虫も見えたので、
どうせ採集シーズンになったら手が回らなくなる加令しないうちに割り出すことにしました。
KIMG0350.JPG
一度うっすらカビも回った材から生命反応が現れています。


KIMG0352.JPG
新聞紙の上にケースをひっくり返すと見えるのは親♀。
ケースの一番下に潜り、周りのマットを固めてしっかりした空間を作って留まっています。野外でのクワガタの羽脱後越冬は見たことがありませんが、オサムシなどは朽木内や樹皮の下で身動きがちょっとできる程度の空間を作って越冬していますがそんな感じです。

とりあえずマットを暴いてみましたが幼虫は居なかったので、以前見えていた幼虫は材に戻ったものと思われます。親♀はずっと同じところでじっとしていたので子食いは多分していないはず・・・

KIMG0353.JPG
残った材には、画像では見え辛いですが、地中側にちらちらと産卵痕が付いています。
材が堅かった所為か、内部には穿孔せず表面産みをしたようです。


KIMG0354.JPG
材を割っていくとすぐに食痕を確認、ほどなくして1令幼虫が出てきました。

それにしても、親♀が表面に産まざるを得なかっただけあって堅い(苦)
材の端から爪とホビーペンチを使って割っていくんですがなかなか大きく割れない。
親指の爪が剥がれそう・・・ッ



食痕は表面近くに比較的走っていたのですが、
元々それほど多くなかったですが中心部に近づくにつれて少なくなり、径の半分近くまで来たときにちょっと挫折しかけて、それでもまだ1本続いている食痕を追いかけ続けると、

遂にたどり着いたのは材の最中心部。
もう爪では太刀打ちできません。

KIMG0357.JPG
なんでお前こんなとこまで来るの!?
一応この材には芯材部が無いので、本当に芯を食っているワケではないんですが。


この中心部に居た幼虫を取り出し、食痕の追跡はすべて終了!
少ない割に時間かかったな・・・1本の材をただ割るだけでも1時間掛かりました。




そして、採れた幼虫をカップに移して作業終了!


KIMG0359.JPG

   結果


3頭 すべて初令




いつも通り過ぎてなんも言えない。
全て1令だったことから、親が秋になるまで材に慣れなかった(か、仕込んだ当初はもっと堅くて齧れなかったか)のでしょう。

この数については、幾分か♂♀分かれてくれそうな可能性が残っているならこれでも良いかなという感じ。
実は去年秋にもう1セット、十和田産(2019年6月に採った♀)の割り出しもしたのですがたしか2ケタいかなかったんですよね。しかも手元に残した僅かな幼虫も現在は数が減ってしまってます。死亡率が高いWF1だからか古いカワラ菌床に入れたからか・・・まァ、要因がいくつもあって考えるだけ無駄なんですが。



いやぁ~、オオクワって本っ当に難しいですね。


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ちっ〇〇・・・ [青森県産 オオクワガタ]

前回、前々回の記事で画像を載せすぎてしまったので今回は画像数を節約します。
ブログ1タイトルで使える画像容量がもう10分の7近く埋まっていて、年々一つの記事で使う画像数が増えているので、あまり飛ばし過ぎるとこのブログも老い先短くなってしまうのです。

ヒメオオ採集も今期分を終了し、骨休めを兼ねて飼育種の世話にまた戻っている今日この頃。

この夏の間にセッセトセットした各種産卵ケースを少しずつ割り出しています。
例年よりは多めのセットを組んだ事もあって、割り出し個体数の急激な増加を見越して
7月12日 埼玉県からオオヒラタケ菌糸
10月4日 大阪府からオオヒラタケ菌糸
10月7日 愛知県からカワラタケ菌糸
10月16日 北海道からカワラタケ菌糸
を購入・準備して臨んだのですが、浮き沈みが激しい割り出し作業になりました・・・

今組んである全セットの中から、割り出してみたものだけを前回の記事から引用して書き並べてみます。


その9 8月1日コクワガタ

♀を採りだして約2ヶ月経った10月3日に割り出しましたが、やはりコクワで2ヶ月は長かったです。
全頭が2令後期~3令初期になっていて、大事な時期を半分無駄にしてしまった感じです。
頭数は9頭、数はちょうどイイ(笑) オオヒラタケ1100ccに入れましたが、コクワの菌床飼育は初なので、この時期からどれだけ太らせられるか全く読めません。親♂の48mmを超えられたら・・・と思いますがちょっと厳しいか・・・



その1 7月1日セットフキヌキシカクワガタ
その10 8月9日セットフキヌキシカクワガタ

2週間前の10月7日に割り出しましたが、正直手遅れだと思っていました。
何せセットしたのが2ヶ月前と3ヶ月前ですからね。産卵木も両方既にボロボロだし夏を跨いでいるから中の幼虫はとっくに皆2令後期~3令中期くらいになっていると思ったのです。

しかし、開けてみてビックリ。
7月1日分から出てきたのはほとんど1令初期、中には孵化直後のような個体まで居ます。2令が1頭、3令が1頭居ただけで、さらに数も少なく全8頭・・・!! 無精卵と思われる新鮮な卵も複数採れ(親♀は既に死亡)、累代継続には至ったものの今後にやや不安を残す形でカワラ飼育を開始しました。



・・・ん? 8月9日分? 
齧ってはいたけど、卵・幼虫ゼロでしたよ!!

腹を暴いてみましたが、どうやら不妊♀だったみたいです。どうも休眠明けに変な起き方する個体は、ノコもシカも上手くブリード出来ませんな・・・



その6 7月18日ニシヤマギラファノコギリクワガタ

我が家でまともに生き残っている唯一のギラファになってしまいました。
これも10月8日に割り出したので期間は2ヶ月半も経っています。
しかしこれも意外と加令が進んではおらず殆どが1令幼虫で3令にまでなっていた幼虫は無し。
だからと言って沢山頭数が出てきたと云うワケでもなく、全部で11頭他の飼育種との兼ね合いも考えるとちょうど無理のない数とも思えますが、♀に偏ったら・・・と考えるともうちょっと(5~10頭)欲しかったのですが、キープしていた♀成虫は全て寿命を迎えてしまったのでこれで今世代は終了、放置せず(苦笑)真面目に飼育していきたいと思います。

しかし、コイツらの為にオオヒラタケ菌糸を多めに買ってたから随分余っちゃったな・・・



その7 7月23日トカラノコギリクワガタ

ギラファ用のオオヒラタケ菌糸が余ったので、こっちの幼虫にも使うことにしました。

それなりに採れると踏んでいたのですが、
これもまた拍子抜けの8頭。菌糸ビンまだまだ余ってるヨォ~・・・
2令が中心で状態も安定しています。



その4&5 7月14日オオクワガタ

さぁ!! ここからが本番です(?)
今年の目標の一つ、オオクワのブリード。1次発生の個体を2♀♀採集してセットしたものの、『材が堅過ぎた問題』で計画が減速し、今年中にどのくらいの産卵数が見込めるか、結果的にギリギリのところまで心配させられたのですが果たして・・・

10月21日に割り出しました。
なおセット期間中、堅過ぎる材に不安を覚え1セット分だけ途中で材交換を行い、出した材をチャック付きポリ袋に入れて保管していました。

まず、ケースに入っている材を2ケース分暴いてみました。



結果・・・両ケース共 0

まず、材交換しなかった方は、
多少表面を齧ってはいたものの、よく見ると駒穴を広げただけのものに過ぎず、卵床を作るところまで至っていませんでした。
当の親♀は、ちょっと放置が過ぎた所為で・・・死亡していました。

材交換した方の交換後の材の方は、
どうやら材交換する前にはもう産卵スイッチがOFFになってしまったらしく全く齧っておらず、その材は次第にカビに塗れスポンジ材になってしまっていました。
流石はワイルド、一旦時期ミスると全然産んでくれない・・・
CA3I0725.JPG
親♀はピンピンしてる。

残りはチャック付きポリ袋で保管していた交換前の材しかありません。
CA3I0723.JPG
齧った痕もいくつか付いていて、産卵の期待は否が応にも湧いてきます。
(しかし、例によってそのうち半分ほどは駒穴を齧り広げたものに過ぎませんでした)


CA3I0724.JPG
保管中に軟化が進み割り出しにちょうど良い堅さになっていましたが、割り始めて直ぐ食痕が現れました!!
カビなどに侵されている様子も無く、状態も良さそうです。


そして・・・遂に、久し振りのオオクワ1令幼虫と対面・・・!!!!  ・・・・・・あれッ!?




居たには居たけど・・・、・・・あれ!? これ萎んでない・・・??

・・・死んでる・・・・・・
見た感じカビにやられたワケでもなさそうだし、黒くなって溶けてるワケでもない。

割り続けていると、他にも2頭とかなり少ないながら幼虫が居たが全部同じ死に方。
どうしてこんな・・・全頭それなりに食い進んでいて材質が合わないという感じとも思えません・・・


結果、今年はオオクワのブリードは失敗と云う悲惨な結果になってしまいました。
ブリード物と違うとはいえ、オオクワの産卵に失敗した事をブログに書くのはかなり恥ずかしい・・・
WF1へのステージアップは、来年への持ち越しとなりました。



ぁぁ~どうしよう、菌糸余り過ぎた(困)


〉〉 そして重大かつ基本的な部分に気付いた・・・


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堅材に挑む [青森県産 オオクワガタ]

日付は13日、今週月曜日の奇跡体験から4日が経ち、
いよいよオオクワガタのブリードに着手することになりました。


現時点の状況を確認してみますと、オオクワWILD成虫は♂1頭・♀2頭。

青森県産WILDオオクワ.JPG
♀-1 37mm

青森県産WILDオオクワ2.JPG
♀-2 42mm

青森県産WILDオオクワ♂.JPG
♂ 59mm 中歯


♀は1次発生の個体で♂は去年の2次発生の個体。
プランとしては、

それぞれ♀を単独(持ち腹期待)でセット

          ↓↓↓

1週間後にケース外面から産卵行動確認

          ↓↓↓

2週間経っても産卵行動が見られない場合は♂を投入

と云った具合でやってみようかと思います。
個人的には♂の形が結構良いのでこの遺伝子も残してやりたいと思うところですが(笑)

さてセットを組んでいきますが、
今回オオクワをブリードしようと思う理由が今までゴチャゴチャ言っていた他にも一つありまして、コレの処分に困っていたから・・・なんですね↓↓

CA3I0394.JPG
真ん中の材なんですが、お分かり頂けただろうか?

そうです、この材堅くて全然使えないんですよ。

通販で産卵木を買っている飼育者にとって避けにくい「産卵木の当たり外れ」
(今は結構そのあたり融通が利く店もあったりするんでしょうかね)
まして自分は未カット材なんてのを買っていた時期がありましたから切ってみるまで分からない材だったりするんですよね。
自分トコでは基本的にノコギリやシカやらホソアカみたいな、堅い材を齧れない種類しか飼っていなかったので、柔らかい材しか使ってなかったワケですね。
こうなると必然的に堅い材が残り続けていく事になるワケですが、これをいい加減処分してしまいたいという事もあって「じゃァ久し振りにまたオオクワやってみよう」となった部分もあるのです。

材をカットしてみると、かなりの難がある材だという事を改めて確認しました。
CA3I0395.JPG
まず芯が太いと云うのは見て判りますが
それよりも、周りの辺材が年輪が密で爪がなかなか入っていきません
あれ!? これオオクワにもキツいんじゃね(汗)

材に弾力が無い所為で、水を吸わせると芯の近くから年輪に沿ってバクンッと隙間が浮いてしまうほどです。
まァ仕方がありませんが使ってみるしかない・・・

これを、樹皮と形成層をキレイに剥いで埋め込み用マットでほぼ全埋めします。


待機中の♀2頭は、
CA3I0396.JPG
ゼリー2分の1個をたった1日で完食し、準備万端?

CA3I0400.JPG
追加のゼリーも入れず♀を投入!!

翌日には潜っているのを確認しましたが、やっぱり心配だ・・・


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産卵<越冬 [青森県産 オオクワガタ]

10月ですよ(泣) 久しぶりに飼育方面のネタです。

去年羽化した十和田オオクワのF3個体群。
やはりオオクワは飼育に力が入らないと言うか、
「思い入れがあるからギリギリでも累代はしておこう」というモチベーションなんですが
羽化した後も案の定(自分で言うのもなんだけど)煩雑な飼育環境の中でトウタされていってしまっていまして、今生きているのは・・・実はコイツらだけ・・・↓↓

DSCF2442.JPG
超ギリッギリ。
♂なんてフ節1本もう飛んでるからね・・・!

でも久しぶりに我が家のオオクワをまじまじと見たけど、
(中歯を見て言う事じゃないかもしれないけど)かっこいいもんだね。


もう後がないので「早く組まなきゃ」と思いつつ今までほったらかしにしていましたが、
一念発起して(腰が重い)この時期にセットを組みました。

DSCF2443.JPG
産卵木使うのなんて何ヶ月ぶりだよ!(それ以前にセット自体組むのいつぶりだよ)
オオクワ用の堅い木は余ってしまっているのですが、無駄に採れても嫌だし場所取るので
太材1本だけをマットに埋めて放置。

産むなら産んだで良いし、このまま越冬ケースとして一冬休んで来年産んでもらっても問題ないし(むしろそっちの方が嬉しい)、どっちにしろこのまま適度にゼリーだけ投入して来春まで放置といこうじゃないですか。


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2014年度羽化報告 オオクワガタ 青森県十和田市産 F3 [青森県産 オオクワガタ]

もうすぐ魔の2月ですね、こんばんは会長です。

何が魔の2月かといいますと、
・・・積雪期の後半に移りゆくこの月になると個人的に車をぶつける危険が最も増すからです。

さて、この時期虫部屋は夜間5℃前後になり場所によっては氷点下近い寒さになっています。自分の家の中ですが余裕で凍えます。そんな時期になると、自分の部屋ではありますが実質「虫をいじる時(等々)」以外にはこの部屋に入る事もなく常に寒いだけの部屋になります。
割り出しやエサ交換の時だけ、ストーブを点けて1~2時間前から部屋を暖めてから作業にあたります。
なんてめんどくさいんだ!!!!

おまけに雪かきでヘロヘロになってたら飼育作業なんて集中力の要る作業なんてなかなか出来ませんよ。

そんな訳であまりブログも更新できないんだ・・・という言い訳をしたいんですが
今日はとりあえず久しぶりにドルクスネタをひとつ。




去年8月、自分の貴重なオオクワガタの飼育ビン内で
「大歯」なる謎の形状の蛹を目撃した事を記事にしましたが、
その後で無事に同月内に羽化してくれまして、羽脱するまで放っといてたんですよ。

でも、ひとつ管理を間違えたんですよね。


冬に入ったってのにずっと温室(23℃)に入れっぱなしだったんですよね(汗)

そんな状況だったもんで、気付いてボトルを覗いてみたら
真冬の最中に羽脱してグルグルしてました。
「なんかやらかしちった(焦)」って感情と、「取り出して見れる(喜)」って感情が混ざりながらもやっぱり出してみたくなりふたを開けてみました。










CA3I0370-6cb15改.jpg
やっぱり自分で採った分だけあって自分にしか見えない何かが見えます。

自分の家でこんなオオクワらしいオオクワ初めて見た・・・






CA3I0345-c9cba改.jpg
裏から見ると愛嬌があってなんとも可愛いですな・・・
こう云うところだけは他のクワガタ(ノコとかシカとかヒラタとか)では感じません。
オオクワだけがもってる雰囲気というか・・・
(飼い主補正が掛かり過ぎてもはや幻覚を見てるレベルかもしれない・・・)



ただ、飼育内容を見返すと突っ込みどころが満載なので
ホントに好きで飼育してたのか?と疑いたくなるかもしれませんね(汗)
まぁ実際はオオクワガタ飼育については個人的には、
産ませた後は一気にモチベーションが下がるんですよ(笑)
ケース越しに幼虫とか確認して「わぁ~~湧いたぁ~(のほほ~ん)と喜んで終了みたいな(笑)
産ませるだけ産ませて割り出し作業で続々幼虫を取り出して満足したらあとは誰かに全部飼育任せたいくらいなんです。



それが如実に表れている飼育記録をご覧ください↓↓


 【産地】 青森県 十和田市 (以下省略)
 【累代】 F3

青森県オオクワガタF3改.jpg
2013年11月17日 割り出し 1令 月夜野きのこ園ELEMENT菌床800ccへ
2014年8月9日 蛹化確認
8月22日 羽化
2015年1月  羽脱確認  68mm



気付いたら1本返し!!!


つまり最初に幼虫を投入してから無交換で羽化したって事。

因みに、思い返してみたら実際・・・2本目を使ったヤツは一頭として居なかったわ。
あと因みに因みに、青森産はセミ化しやすいとかどなたかがどこかで書いていらっしゃったが、確かにまだ幼虫のやつが何頭かウチにも居ますなァ・・・
それはエサ無交換なのも要因かもしれませんが(嘲笑)

普通、国産オオクワって1本返しするクワガタじゃないですよね・・・?
サイズも結局7cmの大台にも届かなかったので目標を達成できてはいなかったのですが、微粒子のオオヒラタケ菌床800cc1本で68mmもイケたなら逆に「よくぞ育ってくれた!!!」って喜ぶべきなんでしょうかね(笑)
それと個人的にはブナ帯のオオクワにクヌギ&コナラのオガを
食わせてしまったのにはちょっと不満がありますが、今回は仕方ねぇや。



青森県オオクワガタ大腮改.jpg
大歯なので言わずもがな見慣れていませんからただの気のせいかも知れませんが、思ってたよりも大腮短く感じます。68mm程度じゃこのくらいが普通なのかな?
なんだかんだで満足な形だからいいんだけどさ。


青森オオクワ撮影比較改.jpg
2つの環境下で撮ってみると、同じ個体でも結構雰囲気が変わって見えます。
左が人工照明下、右が太陽光下(日陰)ですが
人工照明の方が黒が映えますね。(悪く言えば黒潰れしてるとも言えますね)
太陽光下だと、体表の凹凸(翅の筋やディンプル)が分かりやすいですね。


さて、雪が融けたら観賞飼育を楽しみますかねぇ。


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