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王様へのステップ? [〆エラフスホソアカ]

つい一昨日の事……

いつものように低温庫の様子を確認していた時、何か変なゴソゴソとした音が
どこからか聞こえてきた。

よく耳をすませて注意していた時、

不自然なものを見つけた。

















CA3I0786.JPG
エラフスホソアカを材飼育中のボックスなのだが、
どうも配置している材の外観が変わっているように感じるのだ…

「材がなんだか崩れていない…か…??」



気になったので久しぶりにそのボックスを取り出し、フタを開けてみた。




するとそこには、




CA3I0787-935322.jpg








CA3I0788-3730c3.jpg








CA3I0789-ff2ced.jpg








CA3I0790-840941.jpg

あ・・・ごめんっ。
(↑↑何がじゃボケ)





遂に出てきおったか……!!!!!!



CA3I0791-b3f869.jpg
エサ交換時の幼虫の大きさから、「大」「中」に呼び分けた2頭の幼虫を1本ずつ材に入れ、それを1つのボックスに入れて管理していたのですが、
(なお、このエサ交換時の様子に関しては、⇒去年11月14日の記事を参照)
今回羽化したのはこの2頭の内、小さい【中】の方。

2010年の7~8月に初令幼虫を割り出して材飼育に移行したので、
自力脱出までは21~22ヶ月かかっている事になります。

前回交換した時、体重(おそらく最大体重と見ても問題なさそうです)13.7g

この体重から羽化したサイズは一体どうなるのか?

測ってみると…





CA3I0795.JPG
85mm
最近だとちらほら聞くサイズですね(汗)


逆にようやくこのサイズまで来たと云う事になりますかね、
それまではこれより小さな個体ばかりでしたからね。


するってぇと、アレかい!?

1頭目が60mm(材飼育)

2頭目が72mm(マット飼育)

3頭目(今回)が85mm(材飼育)


12~13mm刻みで大きくなっていってる…
と云うことは次に出てくる【大】の♂のサイズは…


97mm!!?!?!?
親超え……
(親♂は94~95mm)

などと云う期待をしてしまうんだよな…

黒くなって見つかると云う四段落ちじゃなければいいんだが…



CA3I0793-2adec6.jpg
材から自力脱出させただけあって脚の力が強くて安心します。
ホソアカって羽化後に下手な管理すると、足腰弱いままで重い頭部を支えられなくなりますからね(ウチではね…)

CA3I0796.JPG
見栄えがいいので観賞用にちょっと広めのケースに入れてみました。
デジケースは全面クリアで清潔感がありますわ。
プラケースにしてはディスプレイにも向いてると思えます。

さて、ブリはするかな…?
最後の♂に全てを掛けるか…?





〉〉2012/6/13追記


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手間の掛かるエサ交換 [〆エラフスホソアカ]

エラフスの材飼育を開始したのは2010年の12月でした。

それ以降たまに中の様子を見てみるなどして
当初6頭居た♂幼虫が今では2頭に減ってしまっています。

3令で投入したにもかかわらず投入口から出てきて頑なに潜らず
やむなく途中で幼虫を交代させたり、
不定期で行った加水時のチェックで明らかに材の重みが変わっておらず
まさかと思って割ってみると、案の定食わずに頭を残して溶けていたり
結構食痕を広げて順調に成長していたにもかかわらず途中で萎んでいたり。
そして1頭だけ早期に小さく羽化したり…(60mm)。



そろそろ材投入から1年が経とうとしています
チェックしていて材も食い尽くされていることが分かっていたので
本日2頭の幼虫のエサ交換を行いました。


2011 11 14_2417.JPG
生存チェックの時に材を割ってしまっているのでちょっと減ってます(苦笑)

まずは↑↑の画像で掴んでいる方の材を割ってみます。
2011 11 14_2418.JPG
この通りほとんど食い尽くされています。
見てお分かりかも知れませんが1年近く経ってからの材交換は少々遅く
BE‐KUWA19号&38号で指摘されている通りもっと早い交換が必要です。
ただ19号でも38号でも、使用している材は14cmカットの材です、
ウチの場合はその2倍の28cm飼育ですが非常に肉質が柔らかい夏菌材なので
14cmカット材と比べても食いあげるスピードは±ゼロなのでしょう。

とすると、砂埋め霊芝材などで飼育した場合はさらに交換ペースが早くなり
結果的に交換によるストレスなどで、よほど工夫した交換法でもない限り
負担なく幼虫を育てるのは難しいのではないかと考えてしまうのですが…


201120112014_2420-e7f.jpg
です。
この芯が、今まで幼虫が周りの木肉を全て平らげてきたことを激しく物語っています、
これだけがポキッと折れてきました。


さて、材交換ですが
今まで散々拒食で死んできた経験がありますから、
ここで下手に材を全部割って新しい材に投入するとえらいコトになりかねないので
全交換はせず、これまでの材から新しい材に自分で移ってもらうように工作しました。

まず、材飼育の容器ですが、
現在使っている2頭分の材を入れる長辺29cmのケースはそのまま継続使用。

材の入れ方は、新しい材を20cmにして入れ、
これまでの材を9cmにカットし、その中に幼虫が居る状態で
新しい材に直列につなげて置きます。
全く面倒くさい。


幼虫に対するストレス軽減を考え、材から幼虫を出さずに
材を9cmにカットするのが非常に危険なことは想像に難くないでしょう。
位置を間違えたり幼虫が動き出してしまうと真っ二つですからね(恐)

ストレス軽減で中に幼虫を残したまま材をギコギコやられたら
かえって幼虫のストレスになってそうですね(汗)本末転倒だなァ

201120112014_2419-ec0198.jpg
カット後です。この幼虫は期待出来るかも知れない大きさに感じられたので出しませんが、一応尺をあてて撮ってみました。
全然大きさが分かりませんね。


材のセットが完了し、
次はもう1頭の幼虫の材を割ってみました。
201120112014_2421-bc4a24.jpg
1頭目と比べると小さいようです。なんか期待できなそう…

と云う事で、別にいいかと思い材は割らずに幼虫を引きづり出してみました。

2011 11 14_2422.JPG
脂肪ものってちょっと黄色みも掛かってきているのでこれ以上育ちそうにないですね。
貴重な材飼育のサンプリングのために体重を計ってみました。


2011 11 14_2423.JPG
悲しくなってくる数値ですね…
どこかのサイトでは、このくらいの体重で羽化したのは70mm台前半だったので
これもその程度に終わりそうです。
ただ、その個体はマット飼育でのサイズなので材だとどう違いが現れるのか見物です。


2011 11 14_2424.JPG
交換後の状態です。

さあ、幼虫の見てくれからするとこれからあと1年以内で羽化するのは確実です。
一番避けてほしいのは、新しい材に潜った直後に蛹化する事ですね。


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木の中から第1号 [〆エラフスホソアカ]

先日の事です。


いつものように温室内に変わった事がないか様子を見ていた時の事です。

低温室のルリやらオオクワやらを弄っている最中…(「最中」と書いて「もなか」と読む)




とあるケースの中にふと目をやると…



ォッッ!!!!!!



2011 08 18_2007.JPG
ぅわぁっ、ナンかおるぅ





一瞬ゾクッとしました(笑)

そうです。
出てきていたのです。

erafusukai.jpg
材飼育のエラフスが!!!!!

ちっっ・・・






ちぃっっっさっっ





これ60mmですよ。

材に入れたのが去年の12月初めなので
たったの8ヶ月で出てきちゃった事になるんですよね。

材飼育以前から数えると、
羽化まではたったの1年しかなかったという計算。
こりゃデカイわけないな(汗)


2011 08 18_2008.JPG
脱出孔もこんな小さな…


erafusuzaikai.jpg
抜け出た材を割ってみると食痕はこの通り。

抜け出た後の材は非常に軽くなっており
掴んで持ち上げるだけで崩れてしまうほど軟弱でスカスカになっていました。



もしかすると幼虫は、
材中の水分やその他諸々の要因による不朽の速度に自身の成長スピードを合わせている
と云う考えもアリと言えるかもしれません。

そう考えると、
この夏菌材で水ヒタヒタはやはりNGだったか…


しかし、そうは言っても
カップの♀が数頭羽化して動き出しているので
このタイミングで♂が出てきたのは助かりましたかねぇ(苦笑)


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なんか生えとる!!!!!! [〆エラフスホソアカ]

ようやく最近の記事書けるようになりましたわ…
前回までは先月溜まってしまっていた内容なものでして。

さて、今年もようやくエラフスホソアカWILDが出回り始めましたねぇ~
100mmオーバーの♂なんかも出て来たり、
去年はこの時期だったらとっくに大量出品されてしまった♀も
今年ようやく少数個体が出始め、これからさらに多くの個体が入荷するようです。

さて、
エラフスと言えば飼育者にとって困るのが羽化ズレ
特に今の時期、♀は羽化してるけど♂がまだまだまだまだ幼虫してると云う方にとっては
WILD♂の入手には神経を使うとも言えます。
(まぁそれ以前に少数♂をブリード用に早期小型羽化させる対策を講じているとは思いますが)

我が家のエラフス達は、3つある簡易冷温室の中の第2号室にて管理しているのですが
容器の置き場所の関係で滅多に様子を見ていなかったので
「もしかしたら♀だけ先に羽化しちゃってるかも知れない!!
 WILD♂を仕入れる必要があるかどうかきちんと見てみるかな。」
と云うワケで久しぶりにエラフスのカップ、材を見てみる事にしました。


現在管理しているのが前に紹介した材での個体群と、
未だ200cc・120ccカップで管理してる発酵マットでの個体群ですが、

マットの管理個体の方は
もう確実に羽化までとは言わないけど蛹室を作ってる♀が居るだろコレ。
と心配しながら見て回ったのですが、



まぁ、フツーに全員白い幼虫でした。



ホッとした反面、ちょっとガッカリした。
と云うかそれより、本当はコイツらエサ交換しなきゃいけないんですけどねぇ。




さてそれは置いといて。
次は、コバエのコバエによるコバエのための飼育部屋と化している、
材飼育ケースの様子を見てみる事にしました。

ケースの中を覗いてみると、
コバエは実際それほど出てきてはいませんでしたが、
新鮮な材(過去形)に付いてきていた〇〇〇〇〇…ガやら◇◇◇◇…ゴミムシみたいな
雑虫がチラホラと出てきていました。なんかもう怖いよママ!!



そしてさらに続けて変な物を見てしまいました。




  なんか生えとる!!!!!!????




オイオイなんじゃコレは!?!?!?
とケースを持ち上げ屋外に出てケースのフタを開けてみて見たものは!!!!













椎茸。.JPG


しいたけだった。


しかも茎が細くて怖いんだけど。

とは言え産卵木販売元の説明の、
「まだキノコが獲れる」と云う説明は本当だったんですね~

(今シイタケもまた問題が有るだの無いだの大変な時期ですね)



さて、材飼育中の個体はほとんど♂ですが、1頭だけ♀も投入しておりました。

ちょっとそろそろ割り出してみようかなと、
期待感を抱きつつ、手で崩せるほど軟らかい上質な材を割ってみると……





2011 04 13_1765.JPG
コイツもまだかい。


一応(画像では分からないけど)ちょっと黄色くなり始めているので
2ヶ月以内には次のステージに進みそうかとは思いますが…


♂を入れている材を見てみると、
6本中2本が死亡を確認しました。
1頭は材を頑なに拒否したのか投入穴を広げて外に出てしまい
下に落ちて溺死(下には水を薄くひいている状態でした)
もう1頭は投入穴の中で死亡、因みに椎茸が生えていた材の個体でした。


また、ケース内が非常に汚くなっていたのでケースと材を両方丸洗いする事にしました。
(オイオイ幼虫入ってるのに大丈夫かい!?)

水やっぱ入れなくていいですね…、
腐ると幼虫の死亡原因にもなるし。


2011 04 13_1766.JPG
↑↑洗浄後のケース&材。

ビフォーはあまりにも汚いのでお見せできません(怖)
水が汚れて腐臭が漂い、ゼリー状の何かが材と水の境界部分に出来ていました。
トビムシも沸いてましたし…
元々栄養が豊富な材だったワケですから汚れ易いですよねそりゃ。

死亡していた2本の材には、
先ほど材を割ってしまった♀と、カップから♂を1頭交代させる事にしました。


第2冷温室.JPG
これが第2冷温室内の様子
16~18℃設定のため管理種は↑↑の3種類だけです。
と云うか今まで配置が違ったのでそれ以上は入らなかったんですけどもね…
配置変えた↑↑のでまだちょっと入れられそうです。





あぁぁぁぁぁ~~………早くルリ採りに行きたい。ツヤハダ採りに行きたい。


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生きて届くシイタケ菌 [〆エラフスホソアカ]

いや…まさかタイワンにも裏切られるとは…
どうも、「今年は絶対呪われている」会長です。



さて、先日導入したばかりのホダ木ですが、
ちょっとどうなっているか様子を見てみました。



2010 12 17_1597.JPG
販売者の説明通り、シイタケ菌糸が回っています。
もちろん白カビ(雑菌)じゃないですよ(汗)
いかに他のホダ木と違うという事が見てとれます。

ただし、「シイタケ菌が生きているクヌギホダ木」と云うのが
エラフスの幼虫飼育に吉と出るのか凶と出るのか油断ならないところではありますが…


と、材の状態を見ていたところ発見してしまったのですが、
なんと2頭の幼虫が出てきてしまっていたのです。

いや勿論入れ方ミスった可能性が高いんですけども…
要因①・樹種がクヌギ
 コナラなんかよりはクヌギの方がタンニン(抗菌成分、いわゆるアク)が多く
 水に長めに浸けてタンニンを抜いた方が抜かないよりは断然イイワケです。
 今回の材は通常のホダ木と違ってまだまだ新しめな原木でもあるし、
 クヌギチップの菌床は死亡率が高いということもあります。
 大して浸けなかったなぁ~…

要因②・マットも無しで材に投入
 3令にもなれば流石にショック死も無いんだろうけど、
 エサも変わればビックリして出てこようとするでしょうな、
 菌の死んだ材や植菌カワラ材だとまた違うかもしれないけど。
 幼虫達を入れる時にそのまま虫だけ入れっぱなし(+材カスで軽くフタ)
 マットも入れるべきだった…

要因③・投入穴の大きさ
 ~~ん…気にし過ぎかもしれないけど
 穴の大きさもうちょっと気を付けるべきだったかも…
 3令なら径15mmの穴なんて楽に登って来れるね、
 内部の穴を広げておく必要があったかな…

他にも細かな要因は有るけど、
とにかくその点を踏襲して一度出てきてしまった幼虫はマットに戻し、
引き換えに新たにカップから幼虫を選び投入しました。
(ウチでは一度材から出た個体は多少投入口を加工しても断固拒否する傾向があるようです)

この先大丈夫だろうか……?

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エラフス材飼育、開始 [〆エラフスホソアカ]

いやぁ、今日から新幹線新青森駅が動き始めましたねぇ。
私は今日体が思いっきり拒否ったのか市内が盛り上がっていた日中寝とりました。

新青森駅は我が母校(高校)の目と鼻の先で
高校在学中から建設が進む様子を間近で見ておりました。
なので周辺地域の環境はよく知っていましたが、
今日の記念イベントはとある人物曰く「ねぶた以上の混み具合」だったとの事。
有り得なッ!!!
開業前は場所的に交通量も貧相なものでしたが、
今行ったらどう変わってるもんかね、数ヶ月で元に戻りそうな気もするケド…
にしても流石に規模が大きいだけあって深夜にもかかわらず現地はまだ混んでるっぽいですね。



さて、前回の続きでしたね。

察しの良い方はピーンとくるでしょうが、
今回未カット材を購入した理由は勿論「産卵材」として利用するためではありません。

そうなんです「飼育材」ですね。
その主役が、エラフスと云うワケです。

エラフスの材飼育に関しては現在たくさんの方達が
様々な種類の材を使用して挑戦していますよね。
ギネスブリーダー方は普通のコナラ材を使用していますね、どうやら。
他には、
エノキのオガが良いとかカワラ菌床が合ってるとかで菌床の方面で挑戦する方も多数、
ホダ木であのレベルなんだからもっと良い材を使えば…と云う事で
砂埋め・土埋め霊芝材、植菌カワラ・霊芝材や
コナラ、クヌギの他、エノキやブナ等の天然カワラ材を使う方も多数、
発酵度合いはおろか添加物も樹種も思いのままに出来るマット飼育で挑戦する方も。

個人的な手応えとしては菌床は一番大型狙い辛い感じがあります。
カワラだから。とかエノキのチップだから。とか安心(信用)出来ませんわい。

我が家の幼虫達はカップに入れたまま結構な時間が経過してしまい、
ほとんど3令になってしまいましたヒィ~~
割合的に♂が多いようで、
ポジティブに考えれば雌雄判別が楽じゃないか、とも取れますね。



てなワケで
材を加水して下準備します。
ココの使用説明では、「ほとんどの材は5分~15分で十分」としておりますが、
材が長いと云う事と、産卵用ではないので普通に2~3時間浸けます。
ココの材は、肉が詰まっているために一度加水すると水分が抜けにくいらしいです。

さて次は材にドリルで穴を開けます。
2010 12 04_1569.JPG
穴の直径は15mm。(ウチにあったのはこれが最大径だったんで)
やはり一味も二味も違うだけあって、普通のホダ木(冬菌材)のような堅い感覚は全く無く、
かと言って砂埋め霊芝材のようなスカスカの感覚でもない非常に肉厚な感じ。

普通の冬菌材だと、たまに堅過ぎて潜れずに穴から出てきてしまう幼虫がいますが
これは心配ないようです。

2010 12 04_1570.JPG
幼虫を投入、大きな材に♀をぶち込むミスが無いのがせめてもの利点でしょうかね…

2010 12 04_1572.JPG
一応2~3cm水を浸しといたんだけど、
保湿性能が高いんならこんなに入れなくて良かったかも。

2010 12 04_1571.JPG
さて、材の長さは24~28cm(♂用)なんですが、
入れるケースも若干悩みました。何ヶ所かホームセンターを回りました。
取り敢えずこんなケースに入れましたが綺麗に収まりました。

大半の方はスペースの都合上縦置きにし
そろそろ蛹化する頃に横置きに変えるやり方が多いでしょうが、
ウチは初めから横置きでやります。
置き方は面倒ですがタイミングを逸する心配も無く、
幼虫ものびのびと成長できるかと思うからです。
因みに、縦置きのままだと、おそらく幼虫は大きな蛹室は作れないのではないでしょうか、
ビン飼育を思い浮かべればそれと全く同じ事のように思えます。
その上材飼育ともなればたまに芯があるものも存在するワケですから
縦置き材はなおさら蛹化に不利でしょうねぇ。


さてここで、前々から気になっている点があるんですが
このヒタ材飼育の発端であるBE‐KUWA19号
最新のギネス個体が載っている37号によれば、

『中ケースに複数本の材を並列・横置きに入れ勝手に隣の材に移ってもらう』

という手法を使っていると書いてますな。

並列??

まぁ中ケースならスペース的に縦につなぐ置き方(直列)は無理ですが、
並列に置いて幼虫が隣の材に移る事が可能なのか???

直列と並列.jpg
こういう事だよね? 違うんでしょうかね?

画像の通り並列に置いてるワケですが
隣に侵入されたら俺としてはちょっとヤバいんですけども…

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真夏の低温種 [〆エラフスホソアカ]

画像の取り込みで手間取って日にちが明けちゃったヨ…
そんなこんなで「昨日」の話。

いつもの通り寝坊(死亡。)
このまま何もしなかったら日曜が無駄になる!
と思いましてエラフスの割り出しを敢行しました。

今現在セットを暴いてない虫で低温厳守のクワガタが2種類います。
1つは超巨大種のエラフス、もう1つは超小型種のルリ

エラフスのこのセットは4/29に組んだもので
詳しいセット内容は4/29の記事 ←をお読みください~

この春エラフスは2セット組んだんですが
既に割り出した「A血統」では無事産んでくれていましたが
今回割り出す「B血統」は雰囲気的に望みが薄かったので
家の階段の下に放置していました。

ところが割り出す時見てみると
2010 08 02_1297.JPG
ひゃひゃひゃひゃ~~~居る~~~
マットに出てきていました。

今回は割り出す前に幼虫投入用のカップを仕込んでから割り出しを開始。
起床したのが午後2時半なので日が暮れる前に終われるか…
(因みに作業は屋外)

2010 08 02_1296.JPG
親のペアは 共倒れ ご臨終。よくやってくれました…ありがとう。

感傷に浸る間もなくケースをひっくり返すと、



2010 08 02_1298.JPG
それほど幼虫は見えないものの(6頭くらい?)
なんか(いい意味で)嫌な予感がする……  (いい意味で嫌な予感って何じゃそら)

マットを地道に割って砕いていきます、
セットから3ヶ月経っていますがどれも1令で程好い段階で
前回のように卵も出てこないので割り出すタイミングも丁度いいみたいです。


2010 08 02_1300.JPG
霊芝材。産卵痕と食痕がついています。
しかし材に手を付ける頃にはかなり日が傾いていて
幼虫が見え辛くなってきました…

3ヶ月経っているからか材の周りには食痕が結構ついていて
2令幼虫もちょびっと出てきました。


2010 08 02_1301.JPG
ちょっと霊芝材が堅めなので割り出しに時間がかかります。


しかも暗くなってきているので不覚にも1匹潰してしまいました(涙)


結局暗くなってしまい
2010 08 02_1302.JPG
霊芝材をあと少し残してこの日の割り出しは終~了~~
まだ何頭かいるかも知れません。



で、何頭採れたかと言うと…


2010 08 02_1303.JPG

     22頭

こっちは駄目だと思っていたのに…霊芝材は偉大ですね
結局A血統と大差ない結果になりましたね~

しかしこの後カップ投入する時に見っけてしまったのですが、
幼虫同士が噛み合って1頭腹に穴が空いてしまいました(泣…)
最初からカップ投入しときゃよかった…





さ~てぇ~… 飼育スペースも無いのに結構採れてしまった…
しかもこの後結構割り出し作業増えてくるぞ…
ノコギリとシカが凄い事になりそうです…

                                       ヒィィ~~~~~[あせあせ(飛び散る汗)]
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