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再割り出し [〆エラフスホソアカ]

先月の14日に大半を卵で割り出してしまったエラフスホソアカ。
ちょっと経った辺りにはもう結構孵化して姿が見えていましたが
先延ばしになってしまい1ヶ月以上経った今日ようやく次の作業に移れました。

2010 07 17_1260.jpg
200ccのカップに卵をわんさか詰めていましたが
この中に一体何頭いるのやら…

卵の状態はともかく孵化率が低そうなイメージが先行していたので
23個以上は卵を採ったものの10頭ちょっとかな~とか心配していました。

2010 07 17_1261.jpg
この中からどれだけ採れるか…







全て探した結果…

2010 07 17_1262.jpg

  18頭

まあまあ…… 生きてましたね!

孵化しなかった卵や共食いで消えていった者や密度を考えても
個人的には満足のいく出来でした。

とりあえずこれで応急処置は済みましたが…

もうそろそろカネギやらゼブラを割り出して
6~8種類くらいペアリングして産卵セットを組まなければなりません。

そう言えば今年はカブクワ系のイベントは八戸市に比較的集中しているようですね~

                                          今夜も山かな~

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『エラフス』も和訳すれば『シカ』である。 [〆エラフスホソアカ]

最近、諸先輩方から「早く免許とれ!」と急かされている会長です。


今日久し振りにハエ捕り先生を発見しました。
2010 06 14_1178.JPGご無沙汰です先生。



さ~て、この時期になってもまだまだ黄紋型ペアが大量販売されておりますエラフスですが、
輸入し過ぎで今年の4月頃から一気に
業者は余った在庫を抱えるようになったのではないでしょうか。
今現在完全に 需要<供給 という状態になっていますね。


今のところWILDエラフスブリーダーの皆さんはセット中で期待に胸を膨らませている事でしょう。

さて、FH鈴木さんもケースの側面に黄紋エラフスの幼虫が見え始めているとの事で、
自分も触発されて今日割り出しを敢行しました。


2010 06 14_1189.JPG
オカマの日にセットしてこどもの日に一旦♀が地上に出てきたのですが、
普通に放置で♀は入れっぱなしです。


作業は外の駐車スペースで新聞紙を広げて始めました。

2010 06 14_1179.JPG
フタを開けるとこんな感じ↑
何とも言えない状態です…

鈴木さんトコでは幼虫が外から見えているとの事ですが
ウチは全く見えません。
これは産み方がアッチと違うと言う事でしょうか、それとも産んでないと言う事でしょうか?


ケースをひっくり返して
2010 06 14_1180.JPG
作業開始!                               コバシャ大はキツイ…



2010 06 14_1181.JPG
♀が出てきました! フ節も生きていて全くの健康です。

しかし、手に乗っけてみるとかっ、軽い!

なんかゲッソリ産み切りました[黒ハート] って感じ?
これは…イケるのかな?



2010 06 14_1182.JPG
セット記事に書いたとおり、
上質砂埋め霊芝材
カッチカチの植菌カワラ材
スポンジ化した植菌霊芝材
の3本を埋めたのですが、見た感じ砂埋めまあまあ齧られてるじゃん(赤枠内

なんかこの産み方だと大した数採れないんだよな~   ⇒ 去年のパターン

マットから見えるようになるのは
マットに産むからなのか木の中で孵化したのがマットに出てきたからなのか
非常に気になります。

去年は卵床道が1本の木に2ヶ所しかありませんでしたが
今回は1本の霊芝材に多数(6~7ヶ所?)付いています。


2010 06 14_1184.JPG
かな~り肉質が良くて側面はモチロン中心部分まで潜りこんでいます!
ちなみに木の繊維に沿って穿っています。


2010 06 14_1183.JPG
出ました! 幼虫と卵(赤枠内
え!? 卵ォォ!!!!?

クッッ……… やっちまった… 2ヶ月も経ったと思ったのが甘かったか…
卵で割り出すのは危険極まりない行為だと言うのに……
やはりマットに出てからでも遅くはなかったと言う事な の か … … …

我が家は時間がゆっくり進んでいると言う事を改めて噛みしめつつ、
今さらセットにもう一度戻すのもマジでめんどいので
今日で全部割り出す事で覚悟を決めました。

卵床を丁寧に剥いて剥いて剥きまくる… こう云う時ってホント長い爪役立つナ!

2010 06 14_1185.JPG
極々近い所からも出て来る。



そしてたまに、
卵室はあるけど卵は無くカビの菌糸がある所や
卵が赤黒くなって死んでいる所もあります。

やっぱ恒温のほうが成績良いのかな~とか思いながらマットの塊を開けると
ウジが卵に付いている ひぇぇぇぇぇ~~~
やはりコバエは卵を食害するのでしょうか?
一応その卵は白カビの菌糸が僅かに巻き付いていたので
そのウジは菌糸を食べたかっただけなのかも知れませんが、
分からない… 分からない… 解からないぃ……     (写メ撮ってなくてスイマセン)








さて、久し振りの割り出しはまだまだ続きます。

『 …きっと鈴木さんは割り出し楽なんだろうな~』とか思いつつ
思ったより順調に採卵数が伸びていきます。

最初の辺りでは
「鈴木さん〇〇頭は居るとか言ってたからこれでホソアカの力量は完全に越されたな~」
とかグルグル考えていたのですが、
意外と卵床1本あたりからの採卵数も予想より多く、
卵ばかりがじわじわ出て来ます(泣)

『幼虫で出てこ~い!』というのは心の叫び。母さんは一体いつ産んだの?


季節という事で、近所からはねぶた囃子が聞こえてきます。

下校中の小学生が一人、興味ありげに道路から俺の作業をガン見している、
声掛けりゃよかったかな…?


卵は思った以上に採れてきます、
去年のデジャヴを想像していただけにいろんな意味で驚いています。




ようやく砂埋め霊芝から採り尽くし、
続いて残りの材2本を見てみましたが
どっちも直接的には全く産んでいませんでした

ま、しゃ~ないね~


と、残るはマット。

外から見えるようなら、マットにも産む事は産むのだろうと考えると
マットもよく探さないといけません。




しかし… ホントに居るだろうか…




マットを崩していくが…






マットから幼虫.JPG
マットに居た―――――――!!!



オイオイマジで~?
ちなみに隣の材は堅過ぎのカワラ材なので材から出てきたモノではありません。

なるほど~マットに産むんだ…










マットから卵.JPG
今度は卵かよ―――――!!!

卵の『誤殺』が少ない事では定評のある俺でも
流石にマットに産まれてしまったらお手上げですわ。


結果マットからも多少追加しようやく割り出し終了。











結果、

2010 06 14_1188.JPG

   6頭(全部初令) 20個超

卵は安全のために卵塊で取り出し、
またカップにまとめて入れてしまったため正確な数は分からなくなりました…

幼虫も全て孵化間もない初令ばかりだったので
何度も言いますが早過ぎました。


さて、今回割り出しで感じた事ですが

黒♀はノーマル♀よりもマットの好みがうるさく
マットが気に入らない場合は材にしか産まないということがあてはまるかもしれないです。
デキピエンスと同じパターンかも。
しかも去年の経験も踏まえて考えると、

……あ~~なるほど、分かってきたゼ!



そして材産みの場合ですが、

まずこのイラストを見て下さい↓

エラフス産卵例.JPG
簡単な仕組みとしては、
卵床道がありその中に、さらに圧縮されたがあり、
その中に卵室があって卵がある。といった構造になってます。

自分も卵床か塊かが手触りで分かるようになりました。
基本的には卵床道は階層に分かれているようで、その1階1階に塊を作る感じです。


そして卵を産んだ時期を逆算していくと…
なるほどなるほど! 分かってきた~!






さて、去年孵化のエラフスも遂に1頭羽化しました!

2010 06 14_1192.JPG
羽化直前。ハラハラしますね。



2010 06 14_1191.JPG
羽化後。
ハイ。もう今では当たり前になってしまったとは言え、黒♀です!



もう一頭♀が羽化待機中ですが、ここで問題が。

♂が居ない事になります。
これからの時期エラフスの黄紋型♂は入荷が減り、金銭的に継続が難しくなってしまう…










2010 06 14_1194.JPG
という事で先月黄紋♂大量入荷の時にお婿殿を仕入れました。
エラフスはオウサマなだけに結構長命でもあるので後々♀のためにいい仕事してくれるでしょう。




と、ちょいと撮影。




2010 06 14_1195.JPG

絶対あり得ない光景。こうして見るとこの虫完全におもちゃにしか見えないです。





2010 06 14_1196.JPG

太陽光下で撮ると異常に輝いて見えます。エラフスに惚れ直した一枚です。
これは確かに人気も出るはずだよな~ いつかブルーエラフスも見てみたいですな~





2010 06 14_1193.JPG

これはファーブルハウスで見せてもらった褐色型ノーマルのWF1ですが、
WILDと違って大腮は茶色と言うよりが強く鮮やかな印象があります。




この他にもまだまだエラフスは楽しませてくれる色が存在するので飽きない虫ですね。

まだもう1セット残っているのでそっちも興味深いです
                                そうだ… まだ1セットあるんだよォ…(疲)



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キクロまくるわよ。 [〆エラフスホソアカ]

こんばんは、今夜も日昆の時間がやって参りました。
今日からゴールデンウィークですね。
どうやら青森県の桜の開花もGWと丁度ピッタリらしいです。
ただ現在のところ強い風が吹いてまして雨も降っております

さて話はカブクワに移りまして、
ミラビリスウムハンギの入荷がアツいですねぇ~
意外と価格もお手ごろになって来ていたので「今年は鹿」だと決めているにもかかわらず
危うく自分も手を出してしまうところでした。 おォ~ホぉーアブネェアブネェ~

そんでもって、前回1月の終わりに交換したエラフスの幼虫達も大分カワラを食いあげてきて
おまけに菌床も劣化してきていたのでこの間(おそらく→)最後の交換をしました。

2010 04 29_1050.JPG
この時同じ菌床が手元には200ccカップしか無かったのでやむなくその200ccへ交換。
見てくれ通り♀です。右がそれまでのカップで左が新しいカップです。


リフォームの匠.JPG
そして、数日前からついに蛹室を作り始めました。


遅れをとり、もう1頭も新しく仕入れたボトルにようやく交換しました。
2010 04 29_1049.JPG
左がそれまでのボトル、右が新しいボトルです。
まあ菌床の銘柄は察しのいい方はお分かりだと思いますが、
チップ(培地オガ)の種類、菌の種類から考えて他のエラフスブリーダーの中で
菌床でやられる方は結構ここの菌床使われてるんじゃあないでしょうか?

自分が使ってて思うんですが、
この菌床カナリやわらかくって劣化早いんですよ。
扱いが難しいですわ~ちょっと…

で、多分最後だから体重量ってみました……ら↓
ん… なんか前より小さくなってないか.JPG
あれ……?  前に量った時は6gはあったんだけど…
え………?  大丈夫かコイツ?  ♀とかじゃねぇよな…?

…まぁ、最悪♀×2だったとしても
この虫は♀の方が手に入り辛いワケだからまあまあ構わないんだけどさぁ~



そしてそして今日は、産んでもらうため新たにセッティング作業をしておりました。


 セット内容

・コバシャ大
  ファーブルハウスで選びに選び抜き、ギッチリ閉まるヤツを買って来ました。
  そのおかげでこの後まさかあんな事になるとは…

・くわマット
  なんか気分で。

・砂埋め霊芝材
  1.5本、1本は結構堅めでやな予感がする。0.5本の方はだいぶ柔らかい。

・プロゼリー
  我が家の定番


水分を加えたマットをケース底に薄く敷いて霊芝材を横倒しで並べる
縦にするか横にするかメチャメチャ悩むんですよ。
ちなみに今回は水分量は気持ち少なめにしました。

それをまたマットで埋めるワケなんですが
このあたりで夕飯の時間になったので一旦作業を中断。
コバエが侵入しないようにケースはフタをしっかり閉める。

夕飯が終わり、さて作業を再開するか~とフタを開けようとフタのツメに手を掛けて力を入れる

…… オッ…ちょっとカテぇな…

なかなかツメが外れません。
比較的フタが固く出来ているコバシャ、キッチリ閉まるヤツを買った上にもちろん新品。
変な所で手こずることに…
元々家にあるコバシャ大と固さかなり違くないか? と思ったワケですね。

力を入れ過ぎるとフタや本体が割れてしまうんじゃないかとうっすら思っていたのですが
「これでどうだ!」ともうちっと指に力を入れたその時!!


バキキッッッッ




開けてびっクラ 一瞬何が起こったか分かりませんでした。
フタは開きました。
しかし指を見てみると、
人差し指の爪が折れていました。

爪の下の肉がむき出し… ぅ~わァ~~痛ってぇ~~

なんでこんな事に…?

油性です。.JPG
取り敢えず包帯でカバーしときました、ちなみにもちろん油性です。
                    元お笑い係として水性なんて使うワケにはいきませんからねぇ
あとで指先グルーガンで固めとこうかな…


作業に戻って、マットで埋めてゼリーを置いてセット自体は完成です。


さて、そのセットに入れる主役ですが、こちら↓
エラフス 34mm.JPG
♀34mm。
はい、今季2頭目です。イッヒッヒッヒ~

ちなみにその旦那は
2010 04 29_1047.JPG
♂74mm。フ節1本麻痺してますが元気はあります。
しかしよく見ると腹端と上翅の間が少しだけ隙間が出来ていて交尾可能か疑問です。


2010 04 29_1045.JPG
                   ※画像はイメージです、実際の内容とは違う場合があります。

セットするまで数日ペアリングしていたのですが、
♀は何故かエサは食べず潜ったり真夜中徘徊したりするのみ。
これが交尾済みで産卵待ちの状態なのか死ぬ前なのかよく分かりませんが…
一応飛び回っているので活力はあるように見えます。






今年の業界でのエラフスの動きについてちょっと思った事を書いてみます。
ここで言う『黄紋型』とは♂で100mmを超える方の系統をそう呼ばせて頂きます

今年に入ってから異様にエラフス黒♀ (別称・ブラックタイプ / 本物♀)
わさわさと出回ってきてないでしょうか!?
去年まではこんなこと無かったですよね。

情報誌やブリーダーの間で黒♀が知られ騒がれ始め、
それと同時にオークション・ショップで黒♀に人気が集中していきます。

輸入販売業者・小売ショップは、
幸か不幸か『黒♀』と云うラベルを付けた販売方法が増えてきたワケですが、
黒♀の存在が一般に知れ渡ってしまった事で
元から黒♀の違いを知っていた業者・ショップ
黒♀の存在を知らなかった業者・ショップでは
今この状況をどう思っているのかギャップがあると思います。


まずここ最近で黒♀を知った業者・ショップ側ですが、
黒♀と云うラベルを付ければ今まで以上に売り上げが伸びるので、
今まで気にしていなかったが仕入れ・検品時に注意して黒♀の選別を行うようになった。
つまり比較的今のこの状況をよく思っている……のではないでしょうか?


一方昔から黒♀を知っていた業者・ショップ側ですが、
まず購入者にしてみれば、
ブリードするなら地味な方より黄紋型の方が
欲しい人が割合多いワケですから、
当然ペア売りなら大きい♂又は黄紋が出た♂のいるモノを選ぶはずです。
昔は黒♀なんて気にする人はそんなにいなかったでしょうから
エラフス 黄紋型 97mm.JPG
↑みたいな黄紋型(俗に言う本物)の♂ならばノーマルタイプ♀とペアにしても
無条件でバンバン高値で売れていったでしょう。

しかし黒♀×黄紋型でしかブリードが成立しないと知られてしまった今では
「黒♀を付ける」と公表しなければ黄紋型の♂であっても
大した値段では売れなくなってしまいましたよね。
こうなると、今までその方法をおおいに活用していた側としては
この状況はあまり良く思っていないのではないでしょうか。

もちろんノーマルとの線引きもされてしまったワケですから
ノーマル個体の購買競争率も下がり両者の価格も開きが出来てしまうワケです。
この点は黒♀を昔から知っていようといまいと関係なく売る側に負担が掛かりますね
なにしろ黒♀の割合はエラフス全体からするとかなり少ないので
たとえわずかな黒♀が高値で売れてもたくさんのノーマル♀が安くせざるを得ないなら
元も子も無いですからね。


と、ここで最初の話に戻らせて頂きますが
今年辺りから妙に黒♀の販売数が異常なまでに増えている気がします
もともと輸入数も多い虫だし、黒ラベル(←プッ)なんて付けていなかったから
実際のところは毎年このくらいの数出回っていたと言われてもおかしくはない様ですが、
ホントの事は実は業者・ショップが知っているのかも知れません。

実は去年こんなことがありました。
去年、あるショップから通販であるクワガタをちょっと多めに購入。
しかし到着してみるとその大半が死亡&衰弱、
そのことを先方に結果として連絡し、その取引は自分では不本意ながら終結したつもりでした。
しかしその2~3日後、自分宛てに覚えのない箱が届いていました。
何も新しく注文した記憶はなく、発送元を見ると先日のショップでした。
ちなみに送料などの代金は0。
…まさかァ…? と箱を開いてみると  クリック→中身はこれでした

まあ話がややこしくなってしまうので暴露しますが、
そのショップで買った死亡&衰弱した虫と云うのがエラフスホソアカだったんです。
死亡&衰弱時の個体はほぼ全部がノーマル、黒♀が1頭だけ入っておりました。

これらの事を合わせて考えてみると、
一部で噂されている『現地キャッチャーが黒♀を隠している』と云う話に加え、
『輸入業者が黒♀を間引きしている』と云う線が出てきました。
日本の業者が黒♀を隠して何の得があるのか分かりませんが
意識しているのは確かですね
黒♀自体サイズが大きいので「黒♀だから」と云う理由ではないかも知れませんが。

なんか書いててゴッチャゴチャになってしまいました(恥)







おまけとして、ちょっと専門書において黒♀の存在がいつ頃から
表舞台に現れてきたかをまとめてみます(自分のわかる範疇で)

まず、自分がエラフスに興味を示し始めたのは去年の春、
メタリとインペラを飼育している時に「この2種類が居るならエラフスも手に入れたい」
と思い始めたからでして(またワケのワカラン理由ですな…)

その時雑誌を見てみるとちょこちょこ黒♀の話が出ていました。

2003年4月 くわがたマガジンNo.11
 これが家にある中で黒♀に触れている最古の本です。
 ここでは黄紋型♂に合う♀が「大型で翅の表面の感じが異なる」と説明されており
 その♀でなければ交尾しないと云う事も示唆してましたね。

2006年夏に販売されていたムック本
 ホソアカの項でホントにさり気なく
 「エラフスは♀もスーパータイプに分かれる」と書いてますが気が付く人はいないと思います。

2007年4月 BE‐KUWA23号
 ここで大々的に♀の区別を著してますね。
 特徴の説明に関しては『黒』と云う話は出て来ずくわマガ11と内容は同じです。
 ただ読んだ人の中には「あの人の記事は信用しない」と云う方もいたようですね。

2009年1月 BE‐KUWA30号
 これが多分決定打ではないスか?
 この中で触れられてる話から改めて23号を読み返した人も結構いると思います。


そう言えば肝心の『黒』と云うワードはどこに出ていたんでしょうか????

よく考えたら分かりません。
誰か教えて下さい。

去年の6月に黒♀の説明書いた時何かの情報を参考にしたんだっけ?
 自力で見つけたんだっけ? 







さっき気付いたんですが
なんでコバシャの固さこんなに違うんだろと思ってよく見たら、

2010 04 29_1053.jpg2010 04 29_1054.jpg
フタの仕様が違う――――!!!!!






        本日の 日昆の名言

                
もちろん油性です。






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ニッコン 数時間セッティング [〆エラフスホソアカ]

さて今日作るのは、今が旬のエラフスホソアカクワガタを使った
『Cy.エラフスの産卵セット3種の産卵木 マット漬け風』です!

今日の講師は 日昆会長先生 です

材料 (1匹前)
・コバシャ大   ×1台
・DVマット    ×8ℓ
・砂埋め霊芝材 ×1本
・植菌カワラ材  ×1本
・植菌霊芝材  ×1本
・プロゼリー   適量
・水        4000~7000cc

♪♪ 作り方 ♪♪

まず下準備に、砂埋め霊芝材の断面の硬い部分を鋸で取り除きます
CA3C0551.JPG
このようにキチンと2ヶ所とも硬い部分を切り取って下さい。

切り終わったらバケツに少な過ぎず多過ぎず水を入れ、
その上に切った木を断面が下になるようにしてそっと浮かべて下さい

木が水を吸い終わるのを待つ間、次に植菌カワラ・霊芝材の下準備をします。

植菌カワラ・霊芝材の両方の樹皮・皮膜を出来るだけ全部剥ぎ取ります
CA3C0552.JPG
今回はちょっとカワラの方が状態が悪くだいぶ肉質が堅く芯も太めでしたが
目安は爪が容易に刺さるくらいが丁度いいでしょう

一方霊芝の方は獲れてから(買ってから)1年以上経っておりましたので
木もしぼんでスポンジ状になっておりました今回はやむを得ず使います

柔らかさはVTRに示した通りです↓


さて砂埋め霊芝材が給水し終わったら、
水から出して余分な水をきって下さい。
その後先ほどと同じように樹皮を剥ぎます
繊維に沿って形成層も楽に剥がすことが出来ます。

剥ぎ終わったら、お好みで駒菌も綺麗に取り除いても結構です
CA3C0554.JPG

これで材の下処理は完了です。

ではいよいよケースにマットを注いでいきます、
ケースに適度に加水したマットを2cmほど堅く詰めます
水分量はハンドプレスやスプーンで強く圧しても水が浸み出てこない程度にとどめて下さい

詰め終わったらもう一度加水したマットを入れつつ下処理が済んだ材3本を
敷き詰めていき、隙間が出来ないようにマットで埋めて下さい。
CA3C0555.JPG
この時駒菌を取り除いている場合マットで穴を埋めるのもお忘れなく!

残りのマットで出来るだけ材を埋め立て
ゼリーを盛り付け、飾り付けにお好みで転倒防止材などを添えて

CA3C0556.JPG
仕上げに成虫ペアを入れてあとはしっかりフタをして
高温になる場所を避けて静かな所に保存したら 完成です! ! ! !


今日のメニューはいかがでしたか~?
身近な材料で(数十分から2~3時間で)簡単に作れちゃうので
材産みタイプのキクロが好きな方に作ってあげると喜ばれますよ~♪


         次回は…

『インド風 ウエストウッディの若令用ひき粉マット セルロース和え』
『春のオウゴンオニ ババとフルストルファーの盛り合わせ』
『フタマタの王様 ニグリトゥスのヘルシー菌床冷やし虫家包み タイ風味』
の 3本です!!



来週もまた見て下さいね~!!
じゃん、けん、ポン!![手(チョキ)]
ウフフフフフ[グッド(上向き矢印)]














                                           ふざけ過ぎた……


文章中一部不適切な表現が含まれておりました事を謝罪致します
 セット内容は事実ですがこの他の内容についてはフィクションです。


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今年も挑戦、エラフスホソアカ黒♀ [〆エラフスホソアカ]

さてさて今業界で大変ホットなエラフスホソアカ
去年はギリギリ4頭採れ累代になんとか成功したものの現在生き残りは2頭。

状況がヤバめなので次を見越して新しいペアを手に入れることに。
幸いファーブルハウスに行ったら
今回便で1ペアのみ黄紋タイプが入荷していて早々に購入してきました。

エラフス.JPG
♂94mm
今回の♂は頭胸部がどピンク、色が濃過ぎてちょっとパープルになってます。

2010 04 02_1006.JPG2010 04 02_1007.JPG
♀32.5mm
勿論

状態はまあまあと云ったところでフ節の麻痺はありません。

最近黄紋型のエラフスが本物と呼ばれているみたいですが
実際のところどっちがエラフスホソアカのオリジナルなんでしょうね?


後日セットを組みますがその前に、
『WILDもペアリングさせないと産まない』と云う情報が流れており、
去年もペアリングさせてから潜り始めた事もあって
今回もまずペアリングさせてみました。



そして今回はどのくらいの温度でどう動くかを観察してみました。

まずペアリング用セットに♀を投入、
16℃.JPG
この時点で室温(居間)は16℃
♀は問題無くゼリーを食べています。
と云う事で産卵用に温度を管理する最低を16℃として考えてみることにします。
この後♂も投入、
初めて食べる銘柄のゼリーだからか食べてはいますが落ち着いてないです

この後、家の人がストーブのスイッチを入れてしまい徐々に室温が上がっていきます。

17℃でも問題無く♂♀共に食べています。

そして18℃辺りで♂は♀に気付きました。
ただ若干反応が鈍いです。

19~20℃になると♂が活発化して♀にいろんな意味でアタックしていきます。
♂はまず♀の上に覆いかぶさり「ケっ、痙攣か!?」と焦ってしまうような
強烈な振動を起こします
こんなことしたら♀がビックリして逃げちゃうだろうと云う程のレベルなのですが
♀は動じません。(もしかしたら食事に夢中だからかもしれませんが…)
他のキクロでも似たような行動を見ているのでこれは多分求愛行動でしょう。
動画で撮って載せようとずっとケータイを構えてたんですが、
結局キチンと撮れませんでした…

一応ちょっとだけ撮れていたみたいです、

この動画の6~7秒のあたりですが、残念ながら単発です。
他の時にはこれを続けて3~4回ブルブルします。
                             (初めて動画まともに載っけられたよ…)


そのうち腹を出して交尾を始めようとするのですがココで♂が若干手こずるみたいでした。
その内ゲニタリアを出して無理に♀の腹端を突いたところ
♀がメチャクチャビックリして♂諸共勢いよくひっくり返ってしまいました、マジです。
と云うワケで一度目は失敗しました。

♀を抱えてもがく♂の小腮枝(口ヒゲ)を♀がアゴで挟みだしたので
慌てて引き離し、もう一度ペアリングを試みました。

2度目も同じくガサガサ♂が振動した後腹を出して接近しました。
しかしこの後少し目を話していた隙に交尾は始まっていました。
この時温度は19℃。

この数分~十数分後交尾が終了し仲良くゼリーを食べ始めました。
この時は何を考えているのか、
♂は♀のアゴの間に口吻を通して食べていて
何度も♀に挟まれていました、見てるこっちはハラハラします…


その後部屋の温度はドンドン高くなり、
25~26℃の時見てみると共に食事中でしたが
♀は腹をドクドク動かしたりしょっちゅう下翅を出してはたたみを繰り返していました。
去年♀を通販で買った時、到着した個体の中に下翅を出して死んでいるモノが多数おり
こうやって死んでいっていまうのかと慌ててストーブのスイッチを切り様子を見ました。

22~21℃辺りでようやく落ち着きました。

結果得られたのは活動に適した温度が19~21℃だというごく一般的な情報だけでしたね…


と云うワケで今年もエラフス挑戦します!!

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コバエ共和国陥落… [〆エラフスホソアカ]

いや~~チリで大規模な地震が起きたとの事で
現地の状況が非常に心配です。

今年のチリ便が入荷してくるのか非常に不安です (そっちかい!!! )


さて、
エラフスホソアカの♂ですが
材入り菌床がコバエ共和国になってしまったので
次の菌糸ケースの作成が間に合わなくなってしまったので
やむを得ず材飼育に切り替える事にしました。

まず材に水を吸わせドリルで穴を開けてからケースを開けてみました。
コバエ共和国.JPG
コバエ共和国…今現在まで簡易温室内でぞくぞくと兵隊を増やしつつあった根源です。

2010 02 28_0923.JPG
今まで見た中ではまだ最悪な方ではありませんでしたが
それでもこの中でまともに大型クワガタが生存しているなど無理がある話です。

はい、この中ではエラフスが生死が分からずコバエどもに包囲されていました。

2010 02 28_0924.JPG
中の菌床は縮んで高野豆腐みたいになってしまってます。

菌糸を暴いてみると
2010 02 28_0925.JPG
皮だけペラペラめくれて中はもう隅から隅まで喰い尽されてしまってます

多分埋め込んだ材の中に居るはずだと割ってみるも…… 居ない!!!!??

幾分か食い入った跡がありましたが
生体どころか頭すら見つからない…

忽然と消えてしまった~

期待の♂がまた1頭消えてしまった…

残るエラフスはなんとまぁギリッギリの2頭 ♂1 ♀1

今入れているこの2頭の菌糸は
実はアラガール・ディディエール・ローゼンベルグにも使っていますが
死亡率が高めで劣化スピードも早め…

ヤベぇ~な…絶えるんじゃねえの…?



で、入れる幼虫が居なくなってしまったので材には…

ギラファに.JPG
ギラファホソアカ入れました。。。

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やはり小さめ… [〆エラフスホソアカ]

さて、世間では本物だ偽物だと騒がれているご存じエラフスホソアカですが、
ウチのエラフスもまたチョット展開が御座いました。







在庫
4頭 → 3頭


ッ―――――――――! ! ! ! ! !

いやまあこれ結構前の事なんですけどね。

3令になってイイ感じに育ってると思ってたら黒芋化しちまって。
流石、か弱い高山種なだけはある。

温度は20℃前後だったから多分食いもんが原因ですね~。

というワケで3頭になっちゃったんですが、
今日学校も早く終わったんで残り3頭の内2頭をエサ交換しました。



1頭は120ccカップでマット飼育だった子で
カワラカップが余ってたので…結局それに入れちゃいまして。

2010 01 28_0887.JPG
♀で御座いました。
狭いけど妥協します。このカップで羽化しちゃうかな??



もう1頭は600ccガラス瓶に入れてたヤーツ(嘲笑)でほとんど食い潰したので
1500ccのクリアに。

エラフスホソアカ カワラ.jpg
死ななけりゃいいんだ !   とは言っても羽化して奇形だったら凹むけど…
コイツは♂。
しかし…体重計測の結果は……… 6g……
まだ白いけどさ… うわぁ…小ぃせっ


もう1頭の菌糸材飼育(コバエ共和国)中の子は
菌糸材容器を製作してから交換しますわ…


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