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2016年の挑戦 [日昆 日常雑記]

ウルトラQ.jpg


家に2台在る冷やし虫家が1台壊れてしまい、
その壊れた方が今見事にコガシラクワガタ飼育にピッタリ使える温度になっている会長です。
(11~14℃、素晴らすぃ)

吹雪く季節もいよいよ佳境、2月になってしまいました。
1月中やりたい事もせず、やろうとしている事もなんだかよく分からなくなっていたんですが、
年が明けてなんか思考がフワフワしているなと思ったら
まだ今年の目標を記事に上げてなかった!

「今年どういう目標を立てて虫をやるのか。」

一見すると「目標をブログにUPするのってただの記事ネタだろ」と思いがちですが、
個人的には結構「記事にしておく」って大事だなと考えています。
春夏秋冬季節が移り変わる度に色々な誘惑が虫屋を襲うので、最初に「挑戦したい事」を持っていた場合月日が経つと次第に当初の目標や願望が置き去りにされていく危険性が高いです。
(率直に言うとこういう人間(←私)は優柔不断なのです)

では、
去年の目標がどのくらい達成できたかを振り返ってから今年の目標を並べたいと思います。

2015年の挑戦の結果は、
① 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
② オオクワガタ自力採集
③ マグソクワガタ採集ポイント新規開拓
④ ギラファノコギリクワガタ巨大化計画
この4つ。忘れてたかも


① ⇒ ×寄りの
今年はあまりコクワガタ狙いで市町村を渡ることがなく、
反面ヒメオオクワガタ狙いではえげつないほど市町村を意識して移動していました。
コクワ2015.png
↑↑2015年末に一度載せたコクワ市町村別コレクションの進行状況。
増えたには増えたのですが市町村数で数えるとショボ・・・
これくらいの数なら県内に何人もコレクター居るだろう・・・(い、居るだろう・・・・・・)

② ⇒ ×
オオクワガタは去年採集出来たには出来た、のですが「自力採集」とは口が裂けても言えない内容です。
自分で場所を見つけそこから独力で採集出来てはじめて「自力採集」と言えます。
理想ばかり高くてどうにもならなかったパターンですね。

③ ⇒ 
マグソクワガタの新規開拓は目標として十分達成できました。
津軽地域と下北地域で採れましたし、日中の爽やか(?)な景色の下で採ったからかマグソ採集は夜間の採集と比べてやけに鮮やかに記憶に残る感じで個人的には異質です。チョウとか昼の虫を採集している人たちは皆こんな感じのメモリー多いんでしょうかね
(・・・ぅ、羨ましくなんか、Nai !! Yai !!)

④ ⇒ 
去年で出てきた中でそれぞれの亜種の最大値は、
原名亜種(タイ産):測るほどでなし(最大幼虫は年内に羽化せず)
原名亜種(カンボジア産):測る意味なし(長歯が出ず、一番悲惨だった)
ニルギレンシス:年末羽化で未計測(まともに100mmは越えてないだろう)
マキタ:測る気も湧かず(夏場の放置で全部縮む)
ケイスケ:年内に羽化せず(「居たの??」と云うレベル)
ニシヤマ:98mmUP(100越えならず)
ティモーレンシス:80mm(地味に自己最大)
ティモールがささやかに嬉しかったのですが、生き残りが非常に少なく危険な状況と云うのがまたヤバい。使える♀もサイズも状態も良くないので本当は♀をどこからか仕入れたいところ。
タイ産最大♂幼虫とケイスケ幼虫はまだ楽しめそうなのですができればまとも以上のサイズで出てきてほしい・・・


さて、去年を振り返り終わった・・・いや振り払ったところで今年の目標です。


① 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
もはや惰性でやってねェか!? と自分に問いかけたくなるほど毎年目標にしてますが、
やる気を持ってやれば2年で40市町村完全クリアできる内容だったんですよねぇ・・・
自己開拓ポイントでオオクワガタを張ったりしなければ、今年でほとんどマップが埋まる予定ですけども・・・まぁ、無理だナ。南部方面が薄いので、そっちの方に意識を傾けていきたいです。

また、ちょっと似た内容ですが、マグソクワガタとヒメオオクワガタの未採集市町村もクリアしていきたいと思います。(この2種類は全市町村は無理だけど)

現在青森県40市町村中、採集済みなのは
コクワガタ:16市町村
マグソクワガタ:4市町村
ヒメオオクワガタ:16市町村


② ギラファ亜種保管
要するに、「今居るギラファの亜種を全て絶やさない」と云う事。
もはやギネス級を狙うとも言わなくなりましたが正直ムズイ(焦)
ニルギリは毎年ギリギリなのが変わってませんが現在は特にほとんどの亜種で危機的状況。ブリード時期が重なってきたことが一番の悩みの種です。ケイスケ以外は皆セットを組み始めなければなりません。
とりあえずその為に、脱走兵にズタボロにされチャタテムシが支配しつつある温室のメンテナンスをしなければいけません。
いやァ・・・ティモールの方はマジでチビ飼育にシフトしようかな・・・


③ マット系のクワガタに挑戦
余裕が出来ればと云う話なんですが、昔何度かやって玉砕してきたマットでないと飼育できないクワガタのブリードにまた手をつけたい願望がこの冬沸々と湧いてきました。具体的に言うと、ネブト・ツヤ・マルバネのグループです。
最近はネットで見るに、学生など若いクワガタ飼育者もツヤやマルバネのブリードに興味を持つ人が多いようでそれに中てられたのかもしれません(苦笑)
ギラファなどの飼育スペースの兼ね合いもありますし、今まで「簡単」と言われてきた入門種でも玉砕してきたものですから、あまり増種出来ない状況で上手くブリードするなら手堅くインターメディアツヤとかプラティオドンネブトとかで感覚をつかんだ方が賢いやり方なのでしょうが、自分は昔から「好きな虫」だけをブリードしてきたのでその考えを改めず、
ラスボス級のヤツに挑戦したいと考えています。


④ 今一度フタマタをやる
これものツヤと同じく環境に余裕があればなんですが、
フタマタクワガタの飼育の楽しみを味わい直したいと思っています。
だいぶ飼育年数を重ねた人間の場合、フタマタと言ったら世間ではボーリンやらフォルスター、サヌチみたいな高級志向の種類に目を向けがちですが、

「いやここでちょっと振り返れよ自分」と。

小学生中学生の時図鑑で心躍ったのは何だったか?
なんの基礎知識も持たない子供の頃に一目で驚かされたのは何という種類だったか?

マンディブラリスだろう!!!!
ブケットだろう!!!!
セアカだろう!!!!!

そしてマンディブやセアカも、赤みが出てちょっとオサレ感出てるボルネオ産じゃなく
野暮ったくて厳ついスマトラやマレーのが最高なんです!!!
小っこい♂♀ペアがワゴンセールで1,480円で売られてしまっているような
ソイツらの方を選びたいのです。
(だからと言って「高嶺の美人より近くのブス」みたいな理屈ではない)

飼育の感覚がに比べて今の飼育種と近い分、
今の考えではフタマタに手を出す方が率直に楽しみではあります。


⑤ 青森産クワガタ2種の革新そして・・・
去年(自分の中だけで)立案し、今年実行に移す県産クワガタの採集プランが
2種類のクワガタで今あるのですが、
採集に成功しない限りは記事での具体的な内容の公開が出来ません。
(片方は採集に成功しても直ぐには書けないかも・・・)
だいぶ非現実的な話になってしまうからです(もう何考えてんだか)、まぁこんなブログで書いたところで大した危険は無いんだろうけど。
以前、ネット以外の場でこの話を漏らしたことがあったのですが、聞く側からすれば「ビッグマウス」だと思うでしょうし、それ以外の何物でもない夢半分の話なのは承知の上なので、今年の目標の中ではこのが達成が最も難しい内容だと言えるのは間違いないでしょう。

しかし、もしこれが達成できてしまったあかつきには、
『普通の』記事は書きません。
『誰にでも読ませはしないけど誰でも読める』記事を書くつもりです。
現実させる可能性はこのの目標が最も低いのは前述しましたが、
同時に、今年一番気合を入れている目標もこのなんです。

とりあえずその時が来たらブログでお知らせしたいと思います。


⑥ 死虫を溜めこまない
実際まだツヤハダとヒメオオが・・・・・・・・・うぷッ(吐)




考えていた目標(予定)を挙げてみましたが、いやァまさか6つもあるとか・・・
(最後の⑥って目標ぢゃねェよな・・・)
タグ:日昆
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