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2017年の挑戦 [日昆 日常雑記]

ウルトラQ.jpg


ようやくまともに雪が積もりだした青森です。
このまま春が来てくれねェかなと思ったのは自分だけじゃないはずです。
自分は正月明けの仕事始めでいきなり重めの風邪をひいて周りの迷惑になっている状況ですが
おかげで無理せず家の中で本を読んだりして落ち着いた生活を心がけています。
ただ、読んでいる本が昆虫関係か地理関係ばかりなので採集のことを考えてしまいその都度心臓バクバクで安静とはまたちょっと違う感じです。


今年に入って最初の記事ですが、
毎年恒例の目標を書いていきます。

まず、
去年の目標がどのくらい達成できたかを振り返ってから今年の目標を並べたいと思います。


今となっては書くのも恥ずかしい2016年の挑戦の結果は、

① 県内全市町村のコクワガタ採集制覇

     結果・・・×

全然できてなかった(焦)

去年採れたコクワをポイント毎に計算していくとラベルは増えているんですが、
新しい市町村ラベルを更新することはできませんでした。
特定の場所に固執せず足を延ばせていたら、特にまだラベルが揃っていない下北~上北~三八のどこかは簡単に見つかっていたのでしょうが、結果的に当初の試算より十和田に通い過ぎた(恥)
三八上北方面にコクワ採集へ行って記憶に残ってるのは、五戸へ行ってスジだけ採って帰ってきた1回だけ。


② ギラファ亜種保管

     結果・・・

昨年新しく着手したダイスケのブリードはこの目標の文言としては違うかと思うのでそれ以外で考えてみますと、正直言えばどれも首の皮一枚。
ニルギリとティモールに関しては現状のまま進むと累代停止です。
ティモールは一回止めておいた方がいいかと思うんですが、ニルギリは一回手放すとハイそれまでヨとなる危険性が高いので、最後の彼には今18℃で頑張って生き永らえてもらっています(焦)
そしてタイ産の方は4頭しか幼虫が採れなかった上にこのラベルを持ってるブリーダーが片手で数えて終わるのでこっちの方が危ないという現実にも直面しています。

ケイスケは・・・ それはノーカウントでOKです。


③ マット系のクワガタに挑戦

     結果・・・

挑戦したにはしたのですが力及ばず轟沈。
今年は前回の失敗を踏まえて再挑戦といきたかったトコロですが、そんな余裕は無くなってしまったのでインペリアリスの攻略挑戦は去年で一旦終了とします。今年は続編無しって事ですね。



④ 今一度フタマタをやる

     結果・・・×

まぁ、インペリアリスに挑戦した時に書きましたけど、
と天秤にかけた結果こっちは諦めました。
だからと言ってその代わりに今年はやる・・・とも言いませんね。
これに限らず今年は従来の飼育種の補填以外はあまり増種はしない方向でいくかと思います。
セアカフタマタの原名亜種なんてもし入ってきたら心は変わるでしょうけど。
(♀入ってきても最初はぜってーボッたくるだろな・・・)


⑤ 青森産クワガタ2種の革新そして・・・

     結果・・・×

去年、その2種を目当てにフィールドを調べ探察したのですが結局その尻尾も掴めず進展はありませんでした。そのクワガタが採れた後の事については少々カタチが出来てきましたが、これは今年も継続で行っていく他ありません。できれば2つの内片方は今年中に決着付けたいんだけど・・・


⑥ 死虫を溜めこまない

     結果・・・

ちょっとは減ったかな・・・?
ゴム化したヒメオオの処理がめんどくさい部分はありますが、4月に入る辺りまでには片付けてしまいたいです。



・・・と云う感じで、

全体的に目標が大きすぎた上に多かった気がして、年の初めに右顧左眄していた感がします。
自分が単なる口舌の徒だと云う事をブログを通して曝け出している気しかしないので、今年はもうちょっと現実的な内容を書いてみようと思います。
去年から継続している目標を主軸として。

ということで今度は今年の目標、2017年の目標は主に採集関連です。
ブリードも丁度周期的に幼虫飼育が多くなると思うので現状維持が出来ればいいです。


① 日昆として採集体制の見直し
主に道具の選定や装備の話なんですが、このがこの後の②③④に大きく関わります。
実質的にこれが今年の最大の目標となります。

これまで、
樹液採集に梯子・ロープ・マイクロスコープ(は壊れた)等々、
材採集に鉈・鋸・斧・ピック等々、
灯火採集に懐中電灯・HIDハンディライト等々、
他の採集法でも道具を自作したりもしてきましたが、フィールドで他の採集者のスタイルを見聞きしていると、自分と比べても遥かに先鋭的で、次々と結果を出していることにどこか焦りを覚えていたとも思います。
これには、採集に対しての意識もありますが、自分の場合特に新規の飼育種に目移りして、¥的な部分で散財した事も今となっては反省すべき点でした。
自分はここがネックなので、消耗の激しい「生き虫」分野は最小限にして、使い続けられる「採集」分野の特に道具の部分へウェイトを置くように意識していこうかと思います。

含めて、採集にあたってメンバー数名で動くときにも薄々と思っていたところですが、手持ちの道具として「最低限の部分での優劣」が生じている事は放置しておくべきではない点も今年は注意したいと思います。
特にそれを感じたのがメンバー同士で行ったヒメオオ採集。
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この秋の時点で実はまともに昆虫採集用の多用途又は本格的な網を持っているのは自分とNo.7のみ。そうなると、こうしてヒメオオを採集に林道を歩いていても、100均の網しか持っていない人間とつなぎ竿を持って5メートルも6メートルも上の虫を採っている人間とで、お互いに圧倒的な不平等を感じるワケです。
(ただ、ヤツらの場合道具が無いときに施す工夫が非常に頼もしいのでその時はその時で面白いのではあるが・・・)
この件を基に、網については再考し今年から各個人の力量やスタイルに合わせて各メンバーにきちんとした網が装備されることになりました。

これ以外にも、考えるべき道具はあるので
それらをこれからじっくりと揃えて日昆としての全体的なベースを固めていきたいと思います。


② 青森県産クワガタ2種の革新
これは去年から引き続いての目標ですが、先のをじっくり固めていく事で確実に達成へ近づけると思います。

このクワガタの内、片方だけはそうとは言えないけど(汗)


③ 県内全市町村のコクワガタ採集制覇
これも去年から引き続いての目標です。
町村によっては採集に行くタイミングや時間帯・都合などで、従来の採集スタイルでは達成までが遠い所があると感じるようになってきました。それに、たとえばある市町村のコクワとしても、1ヶ所だけではなく色々なポイントから刻むようにラベルを収集できるようにするにはやはり従来のやり方では難しい場合も多いので、の目標を進めていく延長上でこちらもはかがいくようになると思うワケです。勿論まずは市町村ごとのラベル追加ですけどもね。


④ 県産ヒメオオクワガタの市町村別攻略
ヒメオオの新規開拓や新ラベルの追加は去年も順調に行えたのですが、シーズンが終了して各産地を見直してみると、秋の天候不順が原因で希少ラベルや新エリアでの採集がほとんど上手くいってなくて結果的に既存エリア内の新ポイントがほとんどと云う事になっていました。
斬新なラベルがほとんど採れなかったです。
県内に広く生息しているにもかかわらず、
手元に残った個体を地域別に分けてみると、偏りまくって、もう。
今年は去年より天候に恵まれることを祈りつつ、去年痕跡だけは見つけたポイント以前採っていたけど今は標本が残ってない産地を中心にラベルを増やしていこうかと思います。



採集ばかりが目標で飼育虫がまた泥を食わされそうですが
今年も『日昆会長 諸記』をよろしくお願いします。


タグ:日昆
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