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出撃~!! ようやく来た青森の暑い夜 [日昆 採集記 【2017年】]

今年になってやっとか!と待ち遠しかった暑い日が今日やってきました。

おそらく今日は県内外各地の山が明るくなるのではないでしょうか、
自分も今夜は気合を入れて(?)山へ向かおうと思います。
ハイワットクラスを導入してから3度目の夜になります。


今日こそはまともな数のクワガタが採集できるのではないかと思いますので、
一応・・・記事を書く予定として本記事で出撃予告をしておきます。
県内でも複数オオクワガタが既に報告されているのでその辺も期待したいと思います。
久し振りに出撃予告しておいて本番ズッこけたら・・・この記事削除するかもな・・・


今日が休みだったらなぁ・・・もっと良い場所行けたのに(悔)

タグ:日昆 採集
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six or seven 採集 青森県産コクワガタ市町村巡り [日昆 採集記 【2017年】]

  7月1日(土)

「今日はなんかいい天気だ!」

とライトトラップの予定を昼間からチクチク企てていましたが、この日は夕方にならないと採集に出られません。
前回までと同じ約束の地へ行きたいところですが夕方出発では間に合わないので別のやや近場のエリアを2ヶ所分ピックアップしてNo.7とメールで相談。

地元の仲間内では結構有名ながら、自分は未だ行った事が無い点灯ポイントがある市町村があったので出来ればそこへ行きたかったのですが、No.7から「情報元が夕方から入るのは非常に危険だと言っている」と返事が返ってきたので断念してもう一つの候補地へ向かう事にしました。

〉〉 もう一つの候補地へ・・・


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採集の夏! 国産の夏! [日昆 日常雑記]

今年のクワガタ屋界は昨年以上に盛り上がっています。
・・・と多分毎年皆思っている節はあるでしょうが、

主に初心~中堅層の国産採集メインの人達の間では、
この6月7月に出た2冊の国産クワガタ本がやる気を最高潮まで高めてくれていると思われます。

ウマい具合にこの手の本が2冊立て続けに発刊されたので、
今回の記事ではその2冊の紹介・所感をまとめてちょっとだけ書いてみます。

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BE-KUWA 64号 (むし社 刊)

新種・新亜種の記載が今の時代になっても続く日本産クワガタムシ科の全種がまとめられている巻頭図鑑が見どころなワケです。
国産の分類も色々ガチャガチャしているのが昔と事情が違う部分なんですが、この号ではその点についてもきちんと説明が入っているので、人の意見を鵜呑みにしてしまわず自分で見て考えて認識を深めていこうと云う暗喩も含んだ本ではないかなと思った特集でした。
標本も全国の各都道府県の個体をまんべんなく掲載しているようで、今の時代としては未採集種攻略のヒントとして結構活用できるところもあるのではないかとも思います。

個人的にはルリクワガタの分類についてBE-KUWAでやってくれたと云うのが新鮮でした。初心者受けしない小型種にはあまり触れてくれないのがこの雑誌のウィークポイントなのですが今回はその辺も割と比重が高いので参考になりました。
やはり情報誌は、自分では得られない新情報や高等の情報が手に入るからこそ買い続けたいと思うものです。飼育メインの雑誌ではありますけど、親子でキャンプついでに採集して「楽しかったです」みたいな記事とか「山に入る時の格好は・・・」みたいな記事ばっかりじゃ流石に採集記事の分野としては食傷しますからね。少し知識を持つようになったくらいの段階にきてから読んでもこれではスキルアップにはなりません。

とにかく今号は、「昔買った図鑑があるから・・・」とか「最近の内容はつまんないから・・・」と云った人も持っておくべき1冊ではないかと思います。




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HIGH VOLTAGE 2 (六本脚 刊)
知る人は知っている国産クワガタ採集に関する内容だけをまとめ上げた紀行集の第2弾。
飼育分野に重点を置いたBE-KUWAと違い採集一色で内容がまとまっているので中身がブレず安心して読めました。
特にこのシリーズは執筆者が見なベテランばかりで、どれもが参考になる記事や「自分も負けてられんな」と上手い具合採集意欲をあおってくれる記事ばかりなので、採集に行く前日の晩に寝床で読むと効果的(笑)
個人的には、他の雑誌では非常に少ないツヤハダメインの記事が読める点がポイント高いですね。さらに、玄人向けの内容が多そうに思われるところですが、各執筆者の採集における流儀や虫屋としてのマナー・エチケットも読み解くことが出来るので、採集はじめたてで右往左往してしまう人でも参考になる本でもあります。


・・・この2冊はこの夏クワガタ屋には欠かせない必読書になる事でしょう・・・
・・・否、もうなっているでしょう!






そして、本が手に入ったら次は採集道具の増強。

今年になり清水の舞台から飛び降りる気持ちで買ったライトトラップ機材。
その重要アイテムの一つ・投光器ですが




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怒涛の2台目導入。

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やるにしても早すぎるだろう、と自分でも思います。

初めに導入した投光器が大きいタイプの投光器だったのですが、
先日の六ヶ所のようなマニアックなフィールドや、十和田のようなお馴染みのフィールドの適正仕様も考えて、小さく取り回しやすいタイプの投光器も持たねばという事で導入しました。
本来、ハイワットクラスに踏み込む場合はこの小さい方から始めるのが一般的ですからね。

ここから更に投光器にめんどくさい一工夫をしなければいけないのですが追々で・・・


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安定器の配線も、前回3人でやった作業を1人でやったのでまぁ時間がかかりました。
しかも、安定器本体は東芝製で3本線なので配線の仕方がまたちょっとメンドくさかった・・・
(ちなみに最初に仕入れた方のは岩崎製で4本線)


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先日12日に、試しに近場でライトトラップに行ってきましたが問題なく点灯できたのでひと安心。採れたのはノコ♂2頭とカブト♀1頭だけだったけど。






そして2台目テストの日と時を同じくしてまた新しい秘密道具が到着しました。

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・・・いや・・・ワレモノなんだから箱に入れて送れよ・・・(怒)
発送連絡も無いし・・・

投光器の配光を調整できる・・・と言っても間違いではないこの部品ですが、これを使うとどのくらい配光に違いが出るか今から楽しみです。

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半島リベンジ [日昆 採集記 【2017年】]

  7月22日

前までの平日間ずっとカンカン照りだった青森県内はこの日、午前中は土砂降りでした。

梅雨前線が南下し北東北上空へ、今話題の線状降水帯が日本海側から太平洋側まで午前中をかけてゆっくりローラーしていき採集地の道路状況に大きな不安を残していきました。

予報の時点ではまだ県南の方が降雨量が少なかったので、
朝早くから出発し遠い県内のポイント探しに行こうと思っていたのですが・・・



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・・・11:47・・・

時計に写るこんな数字を布団の中で見たら絶望しますよね。
寝過ごしたぁ~~!!!!!

朝8時くらいには出発するつもりでいたのでもう「焦る」とか云う次元ではありません。
遅過ぎてもはや飛び起きる気力もありません・・・

これで県南への長旅は断念しました。
午後になりとりあえず今から行けそうな場所を気象庁のホームページを見ながら決めていきます。
青森市内は朝方にドッと降ったようですが今は静穏。
行こうと思っていた県南方面は昼の時点でかなり荒れている模様・・・
約束の地へもこの大雨で道路が崩落してしまう恐れあり、十和田はもうコクワは採っている、下北は時間的に間に合わない・・・


よし決めた!!! 津軽半島に行こう!!!
今日の中でも比較的降水量も少なく朝方に大雨も病んでいる津軽半島方面への採集を決定しました。


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午後2時頃の青森市内。
寝坊したので開き直ってレンタルDVDを返しに行きつつ現地へ向かいます。
トニー・ジャーにウー・ジンとは贅沢だったな・・・

天気はこの通り回復しています。




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北上を続け、今夜のライトトラップの舞台になる市町村へ到着。
中泊町・小泊地区

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場所を探して走り回りますが、良い条件の場所がありません。

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見てくださいこのスギ林!
津軽半島もほかの地域と同じく、人が入りやすい低山地~河川沿いはほとんどスギが植えられています。伐採されていないのは高地や斜面ばかりです。
そして津軽半島の場合、植林を避けただけではクワガタ採りに適した場所にはたどり着けません。それこそが何を隠そうヒバ林。標高を上げると今度は天然のヒバ林が増えてきて密度も割りと高いのです。ブナ等の広葉樹林と混ざっているので航空地図でも見分けがほとんど付きません。
ただでさえライトを置く場所が見つからないのに加えて照らす所も激減するワケで、十和田のように競合者がいないとは言え場所が見つからないので焦ります。

ポイント探しも兼ねて、2年前に採れた隣町のヒメオオポイントの林道もチェックしに行きます。
去年も秋に来たんだけど何も居なかったんだよなぁ・・・

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1本だけヒメオオが付いてた!
7月の後半で付いているというのも個人的には未体験。自分は今まで一番早くてもヒメオオの樹液採集は8月からでしたからねぇ・・・

画像の中くらいの♂と、奥の枝にもう1♂小さいのが居るのですが
残念ながら大きい方のはしくじって弾いてしまいました。
ホントに手前で近いのに、落としたら見つからないもんだねェ~・・・(泣)
一応これでも19時を回っています。足元もなかなか暗いんですよ・・・
・・・それよりライトのロケハンはどうした!?


結局落とした個体は諦めて、残った最後の1頭へ挑戦、
また落としたものの下へ潜る前に回収出来ました。
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小さい。 ・・・が今日初のクワガタです。
今年出てきたばかりの新鮮な個体で動きも若々しくヒョコヒョコ歩きます。足取りが軽い感じ。


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余計な林道を余計に深入りした所為で小泊に戻ってくる頃には周囲は真っ暗。

どこも中途半端な場所ばかりでかえって迷います。
なんとか光が射せる場所で20時過ぎに点灯開始。


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ひとまず20時17分、初クワガタの、ミヤマ♂が飛来。


さぁまだ採れていない小泊のコクワを今日こそは・・・


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ミヤマしか来ねぇ!!!!!

しかも全部♂。ミヤマ100%。純ミヤマ。深山にはミヤマしか居なかった。

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ライトを向ける方向も2方向あり、
・林道の奥側
・斜面の谷側
の内画像は斜面の谷側。特に飛んでくるのはこっちなんですが、辛うじて谷を挟んだ向こうの斜面に光が当てられるのですが手前に草木が被りかなり弾きます。
と言っても弾いた分も含め確認できたクワガタは全部ミヤマ・・・
近くに飛んできた個体をスィーピングしなければいけません。

点灯してから1時間、21時には撤収を決めました。


22時には撤収を完了して車で下山を開始。

(ちなみに、この頃No.2No.6はTVの前に座り戦国無双とガンダムで熱闘していた)


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山から下りたらあとは戻る途中の市町村で外灯を見ていくのみ。

小泊を脱する前に道路横断中のキタカブリを保護して隣の市浦へ戻ります。
(逃げるかと思って咄嗟に手で掴んぢまった・・・臭いをかけられた・・・!ウォェェ・・・)


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五所川原市・市浦地区では外灯を見て回りますが、シロヒトリがタクサン・・・。

一番来る外灯も見てみますが、この場所ではノコギリ♀が1頭だけ。
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周囲は尋常ではないほど虫に塗れていていますがクワガタは多くないようです。
この公衆電話、絶対誰も夜に使わないだろうな・・・

あ~手が臭い!拭いても臭う(吐)


更に道は戻り中里へ・・・


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中泊町・中里地区

ここは4年前にも来ましたが兎にも角にもガムシが尋常ではないくらいに落ちています。
ガムシガムシガムシガムシガムシガムシガムシガムシ・・・そして手が臭い・・・地味に辛い!
ガムシを採るなら中里に行け!と云うべき安定のガムシ率。
度々潰された個体も居るので、遠目に見たらシジミの殻と見分けがつきませんからね。
(当地の名物は十三湖のシジミ貝)

残念ながら何のクワガタも飛んできていませんでした。


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そして中里も道を戻って少し経つ頃には外灯も増えてきて光が散ってしまい際立った良ポイントも無くなって明るい街並みになってきてしまうのでそのまま帰宅モード。



・・・からの意識OFFモードへ。



青森市内に入り自宅まで待てなかった・・・
途中で仮眠をとり帰宅したのは翌日未明。



CA3I0636.JPG
持ち帰った虫はこの通り。

    結果

    三厩・・・ ヒメオオ♂:1頭
    小泊・・・ ミヤマ♂:3頭  キタカブリ♂:1頭
    市浦・・・ ノコギリ♀:1頭






コクワにひとかすりもしてないんだが。

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