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原名亜種3系統近況 & 幼虫体重と羽化サイズ [〆ギラファノコギリ (原名亜種)]

さて今回は、
家に居る原名亜種ギラファ・3産地分の近況をまとめて書いておきます。


① タイ チェンマイ県 インタノン山

こちら、当初6頭おりました。 [おりました。]過去形で御座いますよ。

入手元からのご助言を参考に、気合を入れてマット飼育に臨みまして
1・2令用にマットをミキサーにかけて微粒子化・・・等という無駄に凝った作業を行いながら、そのままホーチキ(放置飼育)をかましてしまいまして、微粒子にした為に早く栄養が抜けたからなのか、それでもなお3令になっても全くマット交換をしなかったからか、冷やし虫家の冷風にあたり過ぎたからなのか、♀と思われた幼虫のみ計3頭死亡。

今生き残った他の♂幼虫はと云うと、

無交換のまま今、蛹です。

・・・小さいです。


虚しすぎる・・・

例えるなら、
高校の体育祭で長距離走に勇んで出走して、最初飛ばして先頭走ってたら中盤でスッ転んで後続全員に抜かれた挙句、ビリのまま最後の直線に入る瞬間のような
そんな・・・感じ・・・ (小学校でも中学校でもなく、高校ってのがミソ)

蛹室の外から蛹もある程度全体が見えてまして、
予想される体長はおよそ6~8cm程度です。

インタノンのラベルなんてまぁ見つからないだろうから
これでこの系統は終了ですかな(嘲笑)




② タイ ターク県 ウムパン郡

こちらはまだ割り出し待ちの状態。
タイミングとしてはもう割り出していいんですが、詰めた菌床がもうちょっと落ち着いてからマット組と分けて時間に余裕を持ってやろうと思います。




③ カンボジア カンポット州 ボコール山

産地名の『BOKOR』は、人によって『ボコー』と読んだり『ボコール』と読んだり分かれますが
とりあえず自分はボコールと読んでおきます。

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去年11月13日にセットを組んで♀を単独で投入しその3ヶ月後に一発割り出し。
ふたを開けてみればこんな感じ。
数多のカビに覆われたマット表面に力尽きた親個体が天を仰いでいる光景は
なんとも言えない『一か八か感』を醸してます。

セット期間中たまにケースを確認して「まだ1令だ」「おぉ2令だ」とか悠長に構えていたら、

CA3I0377.JPG
開けてビックリ!・・・ではないわな。普通こうなるよなァ・・・・・・


段階としては2令後期3令初期
最大サイズを狙いに行くには完全にきっちりと出遅れました。

CA3I0379.JPG
サイズアップのスタートダッシュとしてはとても重要な2令幼虫は、
ほとんど『あとは脱ぐだけ』と云うのがほとんどでした・・・


CA3I0378.JPG
ちょうど『脱いだ直後』の3令♀が現れました・・・。
アタママッシロダ・・・・・・

3令になった幼虫は、皆♀で頭幅は13mm前後。


そしてこのカンボジア産で最終的に採れた数は・・・

  結果  21頭

約6頭が3令幼虫(♀)になっていました(全部を数えそびれた)

CA3I0382.JPG
すごく今更だけど、製氷トレーってこういう時凄く便利ですね(笑)
割り出し時、今まではただ「小分けされてないトレー」とか「空のカップ」とかに入れたり、「新聞紙に直置き」して噛み合わないように見張りながらやってたりしたワケだけど(先にエサをスタンバイするするのが一番良いんでしょうが)、今の時代っていろんな大きさの氷が作れるようにトレーの溜め穴の大きさもたくさん種類があってホントに使いやすいんですな。
そしてホントに今更って感じの話ですな(嘲笑)


割り出した幼虫のエサについては、
大体基本的には安定した在庫やコストの点で月夜野きのこ園製品を使っているのですが、今回は産卵セットで別メーカーのマットを使った事も考えてマットはそのメーカーのマットを、
そしてマットだけではなく菌床も利用しこちらもまたそれと別のメーカー、
なおかつ菌種もカワラを選定しました。
「選定しました」とか言っても、実際は使い道の無かった在庫が目に付いただけ・・・)

CA3I0381.JPG
ボトルの肩口までしかオガを詰めてないんですが、
ボトルの中が真っ白で見えません(汗)

菌糸がフタの隙間に詰まって開かない。

CA3I0380.JPG
ズポッと抜けた皮膜(?)はちょっと見方を変えれば美味しそうにも見える・・・

皮膜を剥がそうとするとその真下のオガ部分も一緒になってボロッと剥がれたりするのですが、これがすごく嫌ですね。メーカーによっては表面だけ綺麗にベリベリと剥がせたりするのもありますが、カワラってこういうのが率直にイラつきますねぇ。







〉〉 幼虫 と 成虫のサイズ


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