晴天の冬山へ・・・ [日昆 日常雑記]
いやいや無理だってば。
すっぽり1ヶ月以上更新が止まっておりました会長です。
前回の記事で冷やし虫家をぶっ壊したままにして以降、
記事に出来るようなネタも無く3月も終わりを迎えてしまいました。
さて今日の記事ですが、
ひょんなことから山へ遊びに行くことになり、いつもの遊び仲間と某山地へ行った時の話になります。
そうですね・・・場所はお馴染みのフィールド、まぁ八〇田山とでも濁しておきましょうか。
3月半ばの雪山。この日は運よく天気に恵まれ爽やかな陽射しを浴びながら昼前に出発しました。
(世間的に今このテの内容は控えるべきかもしれませんが、時系列でおことわりしておきますと、3月19日の出来事です)
山は白い雪に青い空のコントラストがきいていて、
そこにいるだけで気分がいいです。
吹雪の時は果てが無い地獄の山岳地帯そのものなのですが、
天気のいい時は最高の画が見られる場所なのがこの山の面白いところですね。
(完全に偏見だけど)
平らなところを踏み均し、パンドラが持ってきたカセットコンロを点火。
弱く吹き抜ける風の所為できちんと加熱できているのか気にしながら、
やかんに入れた水を時間をかけて沸かしていきます。
パンドラが用意していたのはカップラーメン。
流石、選ぶ銘柄のセンスがいい・・・
冬山で食べるカップラーメン。これは一生に一度はやっておきたかった(笑)
「お米」でも「パン」でもなく、「うどん」でも「そば」でもなく、
他ならぬ「ラーメン」だからいいんですよね。
さて、お湯を待っている間に
No.2とNo.6は遊び場の整備に汗を流し雪に塗れていました(笑)
山の斜面はなだらかながらも、見ているととても滑りやすそうです。
大自然の中ではどこだろうと遊べる方法を見い出し「無から有を創る」達人の2人が
傾斜をズリズリ圧削し続けていき、白い絨毯に1本のレーンが出来ていきます。
やがてレーンはだんだんと滑らかになっていき・・・
※動画読み込みに遅延が起こりますので、
再生時間を全部溜めてから再生を始めてください。
滑ってみると、傍目で見ているのとは段違いにコワい(泣)
思ったよりも速度が出るのに後ろ向きで滑るとか何考えてんだよ!!
この後さらにレーンは伸びていき、滑る距離は増していきました・・・
そんなことをしてる内にお湯は沸きました。
カップラーメンにお湯を入れ、3分間、待つのだぞ。(←こりゃカレーか)
木と空と雪しかないここに、一杯のラーメン。
家の中と同じく3分待って出来たカップラーメンも、寒さのせいかまだ少し麺がかたい。
もちろん、スープもきちんと全部飲みました。
せっかく山に来たのだから、クワガタを採りたいと思い、
他の皆が坂を滑って遊んでいるのを尻目に林の奥へとリュックを背負い探しに出かけてみました。
今年の上半期は迫り来る夏のために遊びたい気持ちをグッと堪えていかなければならないため、今日のこの日は貴重なルリクワガタ採集のチャンスです。
(特定分野の昆虫採集者の間で今この1~2ヶ月が、今後を左右するかもしれない絶妙な時期という事でにわかに騒がしくなっているとか・・・いないとか・・・)
うっすらとウサギの足跡が付いただけの真っ新な雪原を進み、ルリの産卵痕を探しましたが2次林でほとんど木が細く枯れ木も少なく皆乾燥しているため結果として採れ高はゼロ。
とは言え、ルリが沢山居る場所を狙って採るよりも、違う所・変わった場所で採るからルリクワ採集は楽しいと思っているので、
近年は採れずに帰ることになろうともそれほど精神的ダメージは受けなくなりました。
ルリは採れずに帰ることになりましたが、
後日、しっかり風邪をひいてしまいました。・・・お粗末。