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ネブトの深みへ・・・?

久々の更新ですが、記事のネタが無くてのんびりしていたわけではありません。
ここ最近になってようやくブログの方に手が回るようになりましたので、今年の内にスタートさせておかなければいけないカテゴリを立ち上げるべく、簡単にでも記事を書いていこうと思います。
詰まるところ、増種です!


遡る事3ヶ月以上前の9月上旬の話。

オークション経由でとある野外品生体を購入しました。

Aegus acuminatus.JPG
アクミナートゥスネブト(原名亜種) 西スマトラ州 パダン


非常に多くの種を擁しているネブト属ですが、自分はまだ指折り数えてすぐ止まる程度の種しか飼育した事はありません。
本種もその一つで、野外品の流通も多く飼育も簡単な「ネブト入門種」といった位置付けにあり、軽い気持ちで飼育を始められると云う事で衝動買いのような形で買ってみました。近年はあまり衝動買いなんてしないんですが、多分9月の便で入荷したのがこの1ペアだけだった事からちょっと輝いて見えたんだと思います。・・・と言うか、しょっちゅう野外品が出回ってると思ってたら以外にヤフオクだと少ないんですね。

今回買ったのはパダン産で、他に多く流通しているベンクール産と比べればあまり見かけない産地と云うイメージだったので、「もしかして・・・ムフフ♪♪」なんていつぞやのプラティオドンみたいな下心もあったんですが普通にちゃんとアクミナートゥスでした♪♪

P9090144.JPG
♂は23mmの小歯型。シンプルに見栄えがしない個体なのでこの後の幼虫飼育が楽しみになりますね。

P9090143.JPG
♀は20mm。1ペアのみ入荷だったので、「これってかなり大型なのかな?」と思っていましたがそうでもなかったようです。その後入荷したベンクールで21mmの♀とか普通に来てました。


早速産卵セットですが、
KIMG6595.JPG
【セット日】2023年9月10日
【容器】800ccクリアボトル
【マット】マスターズ ルカヌスマット(新品)
【温度】23℃(冷やし虫家)
非常にインスタントに仕上げてしまいました。新品のマットとか、初飼育でナメ過ぎでしょって感じですが、これもきっと「まァ失敗してもネブトだし仕方ないかな~」と云った軽い気持ちだったんでしょうかね。

ところが、セット後すぐマットに潜り産卵坑が1個出来て以降、ボトル壁面の様子に変化が見られなくなってしまいました。唯一確認できる坑道にも、卵自体は見えません。
この時点に至って初めて、「あァ・・・もっとマットの仕込み丁寧にやっときゃ良かった」と後悔するようになりました。とは言っても結局セットを組み直したりとかはしなかったんですけどね。





・・・そこから2ヶ月半以上経過しました。

冷やし虫家庫内で隅っこに押し込めていたので気付くのが遅れたのですが、
「そういえばアクミナートゥス、多分失敗してるけど暴いておかないとなぁ」と思って出してみたら
KIMG7137.JPG
既に大きな3令幼虫がギチギチに詰まっている状態でした。


KIMG7138.JPG
割り出してみると全部でおよそ15頭前後を回収することが出来ました。3令幼虫は結構大きいです。
卵を持ってる♀に当たればマットに工夫を施すまでもなく産んでくれるみたいですね。ルカヌスマット自体もそれほど粒子が細かいわけではないので、色々な銘柄のマットが使えそうです。
幼虫用マットの在庫上の問題もあったので、個別飼育と多頭飼育の両方で育ててみます。

結構♂に偏りがちなのですが、
・羽化すると平均サイズはどのあたりなのか
・♂♀共に最大でどのくらいになるか
この後3~4ヶ月後が楽しみです。




新しく入荷した在庫 1種類
ブログに載せた在庫 93種類
全ての在庫 ??種類


タグ:昆虫
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