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青森県産オオクワの個体数(家の) [青森県産 オオクワガタ]

7月26日にようやく青森県も梅雨明けが発表されましたね。しかし、今年は梅雨明け発表がされた他の地域でも雨が続いたりしましたし、青森も御多分にもれずこの後雨続きになる見込みです。ねぶた祭り期間モロ被りです。自分の記憶だとねぶたのタイミングでよく雨に降られていたので、3年振りに開催されるねぶたの呪いではないかとも思っています(ディスる地元民)

さて、6月中に書いておきたかった飼育ネタを1つ余していたので、
ここまでの夏季シーズン中で残念ながら書く事が無い採集ネタに代えてブログに残しておこうと思います。


一般に、オオクワガタはクワガタ飼育の入門種で初心者向けと言われています。
成虫も幼虫も丈夫で、飼育可能な温度帯も広くエサも豊富に開発・流通し飼育情報も大変多い事がその理由です。

しかし自分の場合、そう感じたことはほぼありません。
特に近年は、オオクワって増やすのも育てるのも難しいと感じてならず、ブリード個体が次々消えていきます。
実は、以前割り出し記事に書いた幼虫達は全て蛹化前に死亡しています。全滅。


自分の場合、採ったオオクワガタは基本的に「一度」産卵セットを組んでみます。
(例外的に、知り合いにあげたり多少の期間観賞飼育して〆たりもします)
ただ、時期によって産みやすさが違うのでしくじる事も多いです。
その要素として、
①盛夏になってセットしても暑さでバテるのか産卵せず来年春にやっと産む
②比較的採りやすいと感じている2次発生個体は、羽脱直後で♀が未交尾
と言ったところです。

もうちょっと詳しく言うと、①の場合は次のブリードシーズン(翌年春~初夏)を迎えるまでの長い期間の間に管理ミスや寿命で死ぬ、②に関しては同産地の♂が採れずにペアリングの見通しが立たないまま寿命が近づき〆ざるをえなくなってしまう、・・・とこんな感じです。

また、自分のオオクワとの飼育上の相性の悪さ(と飼育下手)により、採れた幼虫の成長率・蛹化率・羽化率が異様に低いのも飼育個体数が維持できない理由の一つです。
この記事カテゴリでは以前に割り出し記事も書きましたが・・・その時の幼虫達、つい先日残りの1頭の幼虫が蛹室内で蛹になる前に死亡してしまい、前述したように全滅したと云う経験をしたばかりです。
近年はノコギリ系やカブト系に傾倒していた事もあって、マット飼育で多少放置もできて・・・と云う飼い方に慣れていたのもあったかもしれません、――最初は菌床に入れていたのにいつの間にかグズグズになっていて焦ってマットに入れたらいつの間にか溶けていた――と云う流れですがこれでオオクワガタはイケなかったです。WF1だからでしょうか・・・?

そんな、長年虫を飼っていながらここまで恥ずかしいミスを犯し続けると、流石に反省しないといけません。
もう「最後に見たのがいつだったかも分からない」大歯の♂を羽化させる為に、現在残っている個体の2022年度ブリードを開始しました。



その1 市町村α
県内のとある市町村産(当ブログでは、メジャー産地の十和田市以外は市町村名も伏せています、現在は1♂1♀(どちらも採集個体)だけが飼育されています。

2019年青森県某所産ワイルド.JPG
♂は2020年8月13日採集、♀は2021年7月29日採集。

KIMG3899.JPG
冬を越して、5月には活発に動き始めていたので同居させてペアリング。

産卵材は、ここ数年は植菌材を使っていましたが失敗ばかりだったので今回は使わず(と言うのも、使う際の材のコンディションが上手く合わず、買ったあと時間が経ってグズりだした物や、急いで買った所為でまだカチカチで使えない物を使う事が多かったので)、家にある砂埋め霊芝材の在庫から、ホソアカやシカやオウゴンオニに使うには不向きそうな堅めで芯が残ってそうな物を探しました。
KIMG3914.JPG
探すと言っても、実際には切ってみないと分からないのですが、見事に一発で当たりました。
直径の5分の3が芯じゃねぇか!!! これ、もし軟材産みの種をブリードする時に引き当ててたらゴミ箱にブチ込んでましたね。

KIMG3915.JPG
Beケース中サイズに、加水・皮を剥いだ霊芝材を縦置きして、未発酵マットで埋めてゼリーと♀親を入れてセット完了。


その2 十和田市 産地A
こちらはメジャーな十和田市産。市内でも産地はいくつかあって、一時期は自分も複数産地を飼育していたのですが、残念ながら現在はこの1産地しかいません。
現在は成虫が1♂1♀いるだけで、前項の市町村αと合わせて我が家にはオオクワガタが4頭しかいないんですよ。←それが我が家のオオクワガタ全てです・・・

青森県十和田市産WF1♂.JPG
♀は2021年8月29日採集、そして♂はいつから居たのかもう思い出せないWF1の飼育品。温室の奥から出て来て、ラベルを見て「あ~、こんなの居たのかぁ」と驚いたくらいです。「10年余りの歴史のある虫ブログで見せる飼育品オオクワガタ」としてはあまりにもショボイ歯型でしょう・・・生育環境が良くなかったのか、体型が歪んでいます。
♀も持ち腹だったら良かったのですが、2次発生個体でどうも未交尾なようで。

前項の市町村αの少しあと、こちらも遅れてペアリングーセットを開始しました。
KIMG3929.JPG
こちらのセットも使用する材は砂埋め霊芝材。
何故か今度も一発でハズレ材芯の太い材を引き当てました(うわぁ、家にある霊芝材他のヤツも皆芯ばっかりなんじゃないか?・・・後々心配になるわ・・・)

KIMG3931.JPG
セット方法も同じです。
本記事の2産地、写真のビジュアルが全部一緒過ぎてコピペでも良さそうなのが悲しい・・・


その後・・・
結論から言うと、「うまくいきそう」です。

両方のセットとも材を齧っています。いずれも材の埋まり際の所を重点的に齧っていて今では材が程よくボロボロになっています。
KIMG4033.JPG
これだけ齧っても卵を産んだかまだ定かではないのですが、そろそろ♀を取り出し保管に移したいと思います。
少なくとも、「こんなに産んじゃってどうしよ~」なんて調子づけるほど産んでないとは思うので、もし採れたら次こそは生まれた分の幼虫を皆無事に羽化させなければいけません。


2019年青森県産オオクワガタ♂.JPG
最後に、オオクワネタと云う事で今期の採集状況について。
今期は、去年までのコクワ採集でお預けになっていた新規開拓挑戦も再開したのですが、難易度がえげつなくて苦しく虚しい日が続いています。採集済みの産地(市町村)で遊んではいられない(すみません、言い方が悪いですね)と思い、前項の2市町村では今年まだ一度も採集していません。
つまり今年はまだ1頭も採れていないのです

6月から色々な所で色々な事をやってきてはいますが、無理を押した結果体調を崩し気味にもなっているので、本当に最近は焦っています。
6月7月ともう過ぎちゃって、あとシーズンは半分の8月9月だけですからねぇ。

ねぶた祭り(8月)、このまま来なければイイのに・・・



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