2011年度羽化報告 ノブユキゼブラノコギリクワガタ [〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種)]
先日14日から4日間、0泊4日の過酷採集に行っておりました。
いわゆる『山籠り』したワケです。
この間の記録を記事にすると
記事を2つに分けるまでに長くなってしまいそうな感じですが
ぶっちゃけまだ勝負は終わっていないので書きません。
てか書けません(苦笑)
現在は雨天が長く続いているので一旦休みの状態。
さて、本日は前々から書くつもりだったノブユキゼブラの羽化レポです。
ネーミングも模様も超奇抜なのに、「普通種」「小型」「ノコギリ」という
おまけにジャワ島産は大腮も元々短い亜種だから
尚の事受けが悪い。
ま、兎に角羽化個体を見てみましょう。
今回羽化したのは割り出しで出てきた6頭全ての幼虫でした。
しかも上手く♂3♀3と半分に割れてくれたのがまた嬉しいものですな。
♀は全て30mmと何ともまぁ、面白くねぇぇ…
しかもこれ、カップとかじゃなくて菌床ボトル使ってますからね(笑)
1400ccとか(爆)
では次は♂です。
T‐30
【体長】46mm
菌床羽化させたものですが、
ゼブラにありがちな「アゴが伸びない」という典型的な例です。
ちなみに、個体番号の意味は特に無いです。
T‐60
【体長】45mm
これだけは、最初ある程度熟した別メーカーの菌床ボトルに入れた後、
かなり劣化した後でマット200ccカップで姉弟の中で一番最後に羽化させた個体です。
カップで羽化させたら早いトコ移さないと♀なら簡単に齧って穴を開けますが
まぁ♂ならフタをこじ開ける事はあってもそれはフタに重しを乗せれば済むだろうと。
そんな考えでいたら…
ハ!!? 溶解液を使ったのか!!!???
♂でもナメてかかってはいけないんですね。
T‐90
【体長】48.5mm
これが今回で一番サイズが伸びた個体。
しかしまあこれで最大とは恥ずかしい、
56mm(親♂)が聞いて呆れますね…
ここまで来てもいまだに中歯。
アゴは短いままで体ばかりが太くなるというのは、
アルキデスヒラタにもある傾向ですな…
という事はアルキで長歯を出す関連の資料も今後参考になるということだろうか?
次に各個体の大腮の形状を見比べてみます。
最後に羽化したものだけはやはり環境のバランスが崩れたからか
一番発達がよろしくないですね。
また、全体的に見ても最大個体を見ても、
長歯になるまでの段階としてはかなり遠いように見受けられますね。
3個体を並べてみました。
まぁまぁ個体差あるように見えるので結構面白いですね。
ちょっと気になったのが模様。
菌床で羽化した両端の2個体と比べて、
マットで羽化した中央の個体は線が太いです。
これだけを見ても亜種の特徴はまだまだはっきりと掴めません。
「羽化数がまだ少ない」って事ですね。
56mmの血もあるならギネス級のサイズ羽化も目指したいとも思うし、
黒化型の羽化もその内あるかも知れませんからね。
現在順々に次世代に向かってペアリング中で、
次こそ適産なるのか……
ついでに、カタンドゥアネス産のルソンゼブラは先日セットを割りまして、
ちょっと厳し目の結果で次の世代を繋ぐ事になりました。
いわゆる『山籠り』したワケです。
この間の記録を記事にすると
記事を2つに分けるまでに長くなってしまいそうな感じですが
ぶっちゃけまだ勝負は終わっていないので書きません。
てか書けません(苦笑)
現在は雨天が長く続いているので一旦休みの状態。
さて、本日は前々から書くつもりだったノブユキゼブラの羽化レポです。
ネーミングも模様も超奇抜なのに、「普通種」「小型」「ノコギリ」という
安値3原則を持ち合わせる残念な虫。
おまけにジャワ島産は大腮も元々短い亜種だから
尚の事受けが悪い。
ま、兎に角羽化個体を見てみましょう。
今回羽化したのは割り出しで出てきた6頭全ての幼虫でした。
しかも上手く♂3♀3と半分に割れてくれたのがまた嬉しいものですな。
♀は全て30mmと何ともまぁ、面白くねぇぇ…
しかもこれ、カップとかじゃなくて菌床ボトル使ってますからね(笑)
1400ccとか(爆)
では次は♂です。
T‐30
【体長】46mm
菌床羽化させたものですが、
ゼブラにありがちな「アゴが伸びない」という典型的な例です。
ちなみに、個体番号の意味は特に無いです。
T‐60
【体長】45mm
これだけは、最初ある程度熟した別メーカーの菌床ボトルに入れた後、
かなり劣化した後でマット200ccカップで姉弟の中で一番最後に羽化させた個体です。
カップで羽化させたら早いトコ移さないと♀なら簡単に齧って穴を開けますが
まぁ♂ならフタをこじ開ける事はあってもそれはフタに重しを乗せれば済むだろうと。
そんな考えでいたら…
ハ!!? 溶解液を使ったのか!!!???
♂でもナメてかかってはいけないんですね。
T‐90
【体長】48.5mm
これが今回で一番サイズが伸びた個体。
しかしまあこれで最大とは恥ずかしい、
56mm(親♂)が聞いて呆れますね…
ここまで来てもいまだに中歯。
アゴは短いままで体ばかりが太くなるというのは、
アルキデスヒラタにもある傾向ですな…
という事はアルキで長歯を出す関連の資料も今後参考になるということだろうか?
次に各個体の大腮の形状を見比べてみます。
最後に羽化したものだけはやはり環境のバランスが崩れたからか
一番発達がよろしくないですね。
また、全体的に見ても最大個体を見ても、
長歯になるまでの段階としてはかなり遠いように見受けられますね。
3個体を並べてみました。
まぁまぁ個体差あるように見えるので結構面白いですね。
ちょっと気になったのが模様。
菌床で羽化した両端の2個体と比べて、
マットで羽化した中央の個体は線が太いです。
これだけを見ても亜種の特徴はまだまだはっきりと掴めません。
「羽化数がまだ少ない」って事ですね。
56mmの血もあるならギネス級のサイズ羽化も目指したいとも思うし、
黒化型の羽化もその内あるかも知れませんからね。
現在順々に次世代に向かってペアリング中で、
次こそ適産なるのか……
ついでに、カタンドゥアネス産のルソンゼブラは先日セットを割りまして、
ちょっと厳し目の結果で次の世代を繋ぐ事になりました。
青森の彩虫、終了… [〆青森県産 ルリクワガタ]
昨日までスタイロ温室が大変な事になっていました、かいちょーです。
最近惜しくもネタがまとまっておらず今日も薄味記事のため、
おまけとしてまず動画からスタートすることにします(嘲笑)
米袋
~ ストーリー ~
家の廊下に置いてある紙袋。中には白米が詰まっているはずなのだが…
ある日の深夜、家の者が廊下で「サー……」という奇妙な物音を耳にする。
音の正体を確かめるべく、音の鳴る方へと進んだ彼が辿りついたのは米の入った紙袋だった。
「この中になにが…?」近づいてよく見ようとした彼は
次の瞬間その異様な光景に凍りついてしまう…
果たして彼が見てしまった「モノ」とは…?
日常の中の影と『廊下』という狭く閉鎖的な世界観が織りなすバイオ・ホラー。
すいません、かなりエグい動画でしたね
↑↑のあらすじ、なんかミステリーもののDVDのパッケージの裏面とかに書いてそうな雰囲気に
仕立ててみたんですが、勿論後付けです(笑)
でも、ホントに深夜3mくらい離れたところで作業してたら
小石や米が混ざり合わさって動いているような音がしたのはマジです。
中を開けたらきっと殺人的な地獄絵図が楽しめた事でしょう(ひぃぃぃぃぃ~)
ちなみに、この事態に気付いた時間帯はまだ活動開始時間の間際で、
この後はもっとキショイ事になっておりました…
何年か経ったら「検索してはいけない動画」に入ってたりして・・・
つーかコクゾウネタ好きなんだね、俺って。
さて、我が家には本来飼育なんて普通はしないようなクワガタが少ないながらおりますが、
その中の一つがルリクワガタです。
この手の種類は本来、親採りしてすぐに亜硫酸(や酢エチ)でシメるというのが定石なのですが、
クワガタなら見境なく飼育したがる程にまで飼育技術が発達した現代。
飼育してみたい! なんて思う人間は昔に比べりゃ格段に増えているワケでありまして…
自分も、「飼育だろう、やっぱり。」と考えてしまうアホなもんで
ちょっと前からブリードしていたんですが…
元々数が少なかった上に寿命も短い虫ですから、
今期で累代を停止することになりました。
個人的には、沢山いると見ていて癒されるし
低温飼育が面倒だけどスペースもとらないしでこれからも累代する気は満々だったんですが…
♂も♀も居ります。ちょっと前に羽化した新成虫ですね。
しかし残念な事に、今2ヶ所の産地(青森市某所、十和田市某所)ありますが
その片方ずつに雌雄が見事に分かれてしまったんですね。
「なんか無産地飼っててもなぁ~~~」
ということで無理にブリードはしない方向で決めました。
それに標本にまだルリをやってないし… 標本行き決定です。
また、先日オオクワを求めて行った県内某所でもブナに付いたルリ痕を見つけ
新ポイントがまた増えたのですが、
その近辺はちょっと鉈や斧を持って行くと下手すると
まずい事態にもなる地域だったので採れませんでしたが、
取り敢えずまたそう遠くない内に新たに採集してブリードを再開するということで
今回で一旦ルリはブリード停止とする事にします。
台風よ、早く去ってくれないと続きが出来ないんだよォ。
最近惜しくもネタがまとまっておらず今日も薄味記事のため、
おまけとしてまず動画からスタートすることにします(嘲笑)
米袋
~ ストーリー ~
家の廊下に置いてある紙袋。中には白米が詰まっているはずなのだが…
ある日の深夜、家の者が廊下で「サー……」という奇妙な物音を耳にする。
音の正体を確かめるべく、音の鳴る方へと進んだ彼が辿りついたのは米の入った紙袋だった。
「この中になにが…?」近づいてよく見ようとした彼は
次の瞬間その異様な光景に凍りついてしまう…
果たして彼が見てしまった「モノ」とは…?
日常の中の影と『廊下』という狭く閉鎖的な世界観が織りなすバイオ・ホラー。
すいません、かなりエグい動画でしたね
↑↑のあらすじ、なんかミステリーもののDVDのパッケージの裏面とかに書いてそうな雰囲気に
仕立ててみたんですが、勿論後付けです(笑)
でも、ホントに深夜3mくらい離れたところで作業してたら
小石や米が混ざり合わさって動いているような音がしたのはマジです。
中を開けたらきっと殺人的な地獄絵図が楽しめた事でしょう(ひぃぃぃぃぃ~)
ちなみに、この事態に気付いた時間帯はまだ活動開始時間の間際で、
この後はもっとキショイ事になっておりました…
何年か経ったら「検索してはいけない動画」に入ってたりして・・・
つーかコクゾウネタ好きなんだね、俺って。
さて、我が家には本来飼育なんて普通はしないようなクワガタが少ないながらおりますが、
その中の一つがルリクワガタです。
この手の種類は本来、親採りしてすぐに亜硫酸(や酢エチ)でシメるというのが定石なのですが、
クワガタなら見境なく飼育したがる程にまで飼育技術が発達した現代。
飼育してみたい! なんて思う人間は昔に比べりゃ格段に増えているワケでありまして…
自分も、「飼育だろう、やっぱり。」と考えてしまうアホなもんで
ちょっと前からブリードしていたんですが…
元々数が少なかった上に寿命も短い虫ですから、
今期で累代を停止することになりました。
個人的には、沢山いると見ていて癒されるし
低温飼育が面倒だけどスペースもとらないしでこれからも累代する気は満々だったんですが…
♂も♀も居ります。ちょっと前に羽化した新成虫ですね。
しかし残念な事に、今2ヶ所の産地(青森市某所、十和田市某所)ありますが
その片方ずつに雌雄が見事に分かれてしまったんですね。
「なんか無産地飼っててもなぁ~~~」
ということで無理にブリードはしない方向で決めました。
それに標本にまだルリをやってないし… 標本行き決定です。
また、先日オオクワを求めて行った県内某所でもブナに付いたルリ痕を見つけ
新ポイントがまた増えたのですが、
その近辺はちょっと鉈や斧を持って行くと下手すると
まずい事態にもなる地域だったので採れませんでしたが、
取り敢えずまたそう遠くない内に新たに採集してブリードを再開するということで
今回で一旦ルリはブリード停止とする事にします。
台風よ、早く去ってくれないと続きが出来ないんだよォ。
『子はいそがい』 [〆メタリフェルホソアカ (イソガイ亜種)]
前回の記事で、丸々と育った幼虫や蛹が出てきたと書いたイソガイメタリフェル。
先日、全ての幼虫が羽化し蛹室を全て自力脱出してきましたので
このタイミングで派手に新成虫のお披露目です。
今回は写真メインでいきますんで将来何かを増種する時の参考としてでも見てもらえれば。
さて、まずは羽化個体第1号の羽化直後の一枚です。
第1号は8月半ばに成虫デビューし、
飼育でたまにある『最初の羽化個体が最大』パターンです。
その最大が71mmで、他の個体もその辺りで最小は68mmです。
割り出し時には既に3令中期だったので「本気出せばもっと大きくできましたけど何か?」
という言い訳も出来なくもないんですが、
こういうことの「その後」って初令で割り出してきちんとマット使ったのにもかかわらず
逆にサイズアベレージが下がる、というパターンに陥ったりしますよね?
ちなみに、割り出してボトルに投入した時の体重は
6g台前半~7.4gほどだったんですが
羽化サイズを見てみると然程サイズは開かなかったな、というのが感想です。
さて、羽化して固まった素晴らしい造形美を楽しみますか~♪
長歯型は今回が初お目見えなので軽く驚きましたが
イガイと赤味が強く出るんですね。
特に大腮は顕著。
図鑑とかで見る限りフィナエに結構似てるかも? とか感じていたんですが
まるっきり別物だと認識できますね(汗)
ちなみに、この記事に出ている画像は1個体だけの物ではなく、
羽化不全した1頭を除く約4頭を撮っていますのでどれがどれだか分かりましぇん。
そして判り易い(?)イソガイの特徴である、
大腮先端付近の形状もバッチリ他の亜種とは別物です。
ただ飼育品となると野外個体のような滑らかな線とは雰囲気を異にした
原名亜種並みの厳つさがガンガン感じられます。
そして何より惚れ惚れするのが、
画像では100%伝えきれないこのサラッサラの光沢!!!!
巷では『繊細な』とか『滑らかな』とかピンとこない意見を耳に目にしてきましたが、
いやいやいやいや!!!!!!、
わんやテッカテカですヤン!!!
世間では【メタリフェル + 光沢 = サンギレンシス】の方程式が出来上がっていますけど、
上半身だけならサンギレンシスにも肉迫出来る立派な光沢なんですよ!
イソガイ、ちょっとやっぱイイっすわァ。
メタリとくればペレメタWILDで頑なに轟沈か蜂群崩壊症候群となるばかりで
そのたびにメタリとはもうやってけねーと幾度となく思いあぐねさせられますが
今はひとまずイソガイに救われたような気がします。
(次世代採ってから言う話なんだけどもな)
一瞬、
『全亜種を出来るだけ飼育種として増やしたいなァァ…』なんて想いも過ぎったんですけど…
「モロタイ亜種の生き虫を手にする事は難しい」とか云う心配の前に、
フィナエが満足にブリード出来ないことが一番の難題であることに我ながら恥ずかしくなる…
やっぱやめよ… それよりならまずゼブラ全亜種とシカコンプだな……
先日、全ての幼虫が羽化し蛹室を全て自力脱出してきましたので
このタイミングで派手に新成虫のお披露目です。
今回は写真メインでいきますんで将来何かを増種する時の参考としてでも見てもらえれば。
(↑↑ブログでそんなこと言うヤツまずイタイよな…)
さて、まずは羽化個体第1号の羽化直後の一枚です。
第1号は8月半ばに成虫デビューし、
飼育でたまにある『最初の羽化個体が最大』パターンです。
その最大が71mmで、他の個体もその辺りで最小は68mmです。
割り出し時には既に3令中期だったので「本気出せばもっと大きくできましたけど何か?」
という言い訳も出来なくもないんですが、
こういうことの「その後」って初令で割り出してきちんとマット使ったのにもかかわらず
逆にサイズアベレージが下がる、というパターンに陥ったりしますよね?
ちなみに、割り出してボトルに投入した時の体重は
6g台前半~7.4gほどだったんですが
羽化サイズを見てみると然程サイズは開かなかったな、というのが感想です。
さて、羽化して固まった素晴らしい造形美を楽しみますか~♪
長歯型は今回が初お目見えなので軽く驚きましたが
イガイと赤味が強く出るんですね。
特に大腮は顕著。
図鑑とかで見る限りフィナエに結構似てるかも? とか感じていたんですが
まるっきり別物だと認識できますね(汗)
ちなみに、この記事に出ている画像は1個体だけの物ではなく、
羽化不全した1頭を除く約4頭を撮っていますのでどれがどれだか分かりましぇん。
そして判り易い(?)イソガイの特徴である、
大腮先端付近の形状もバッチリ他の亜種とは別物です。
ただ飼育品となると野外個体のような滑らかな線とは雰囲気を異にした
原名亜種並みの厳つさがガンガン感じられます。
そして何より惚れ惚れするのが、
画像では100%伝えきれないこのサラッサラの光沢!!!!
巷では『繊細な』とか『滑らかな』とか
いやいやいやいや!!!!!!、
わんやテッカテカですヤン!!!
世間では【メタリフェル + 光沢 = サンギレンシス】の方程式が出来上がっていますけど、
上半身だけならサンギレンシスにも肉迫出来る立派な光沢なんですよ!
イソガイ、ちょっとやっぱイイっすわァ。
メタリとくればペレメタWILDで頑なに轟沈か蜂群崩壊症候群となるばかりで
そのたびにメタリとはもうやってけねーと幾度となく思いあぐねさせられますが
今はひとまずイソガイに救われたような気がします。
(次世代採ってから言う話なんだけどもな)
一瞬、
『全亜種を出来るだけ飼育種として増やしたいなァァ…』なんて想いも過ぎったんですけど…
「モロタイ亜種の生き虫を手にする事は難しい」とか云う心配の前に、
フィナエが満足にブリード出来ないことが一番の難題であることに我ながら恥ずかしくなる…
やっぱやめよ… それよりならまずゼブラ全亜種とシカコンプだな……
オークション勢力弱体化の兆し!!!? [時事・話題・雑報]
なんか久し振りに飼育種関連から抜けた話を書くことが出来ます。
と言ってもこれはいきなりハードパンチな話題ですがね。
さて、自分が初めて我が家でパソコンをいじるようになったのは確か2008年ごろだったかな?
で パソコンが使える=カブクワの入手がもっと簡単に!
という考えでいたのは勿論、
「ネットオークション」で盛んに生体のやり取りが行われている
という話をその時点で多数見聞きしていて
参加する決心を固めたのが多分2009年の年明けだったかな。
それが、
今では生き虫業界の大きなパイプとして機能している一方、
トラブルの温床や生き虫価格の暴落を助長している等として問題視されてもいる
中心的なオークション&ショッピングサイトである『ビッダーズ(bidders)』です。
ところが先ほど、
いつものように出品物のチェックをしていた最中、
なにやらよからぬワードが目に飛び込んできたんですね。
『~~~終了のお知らせ』
ん、…ンン゛ッッ!!!!!!!???
二度見しましたヨ。
『生体に関するカテゴリの掲載終了のお知らせ』
どうやらいくつかある関連サイトを統合するにあたって
カテゴリの見直しにおいて動物生体の販売・オークションを終了するらしい。
しかも来年。あと一年カヨ~
まず今年中で犬・猫・小型/大型哺乳類・爬虫類・鳥類が終了し
来年には両生類・節足動物・魚類までもが終了するとの事。
これにはどうやら環境省が今年7月20日に打ちだした
【ネットにおけるペット生体販売を規制する方針】と
来年の通常国会でこれらを含む動物愛護法改正案を提出するという
一連の流れが関連しているように思えて仕方が無いのですが…
このニュースに関連してビッダーズを指摘する犬猫サイトも少なからず見受けられます。
自分の知る限り有名オークションサイトで虫はまだしも
犬猫まで競売に掛けてるのはここだけですしねぇ…
一応上記の改正案のメインは
・犬猫の対面販売義務化
・夜間の展示販売規制
・幼齢動物の親からの引き離し日数
・動物取扱業種?関連 等々…
らしいので『昆虫』の巻き添えはとんだとばっちりじゃないかと思うんですが、
まぁいままであちこちのカブクワ関連のサイトで
「出品者トラブルでビッダーズ本社に対して何らかの措置を要請云々…」
「詐欺が発覚したのでビッダーズに対し質問をしたら担当者の返答の内容が云々…」
といろいろ話が書かれているところから推測するに、
これを機会にメンドーな生き虫カテゴリも消さね?
となったようにもとれるんですがね…
さて、続いては利用者に話を移して…
何より、非常に融通の利く生体入手元が消えてしまう
というところが一番の争点でしょう。
飼育者にとっては
(一例ですが)♂単・♀単が欲しいとかって話になると
確実に苦しくなるでしょう。
ショップって単品で販売する事はオークションに比べると少ないですからね。
また、珍種・レア種の類を探すのは苦労することになるはずです。
こういうのは元々、沢山のコレクターや業者に網を掛けて
常に気を張るしかなかったワケですからね。
アラートに登録すれば知らぬ間に出物があってもメールで分かっちゃうのに比べると疲れますね。
少なくとも、色々な種類に手を出す自分としては
欲している虫を手に入れる機会が格段に減るのは確定ですね。
また、個人が出品できないとなると、個人間でのやり取りができなくなるのは大きいです。
結構個人しか持ってない珍品があったりしますからね…
他にも大変な部分はあるのですが、
デメリットだけではなくメリットもあると言えます。
特にオークション販売で次々と廃業(の危機)に追いやられている店舗販売。
個人が販売出来るネットオークションでは、
相場維持などするだけ辛い、売れるためにはどんどん安くしていこう
という傾向にあるのはもはや周知の事実
(↑↑これは色々な意味で自分もお世話になってるのだが)
それが、一番の現場が無くなるという事は
全体的な相場の上昇につながり行く行くは店舗販売が少しは楽になるかも知れません。
特にオオクワは、オークションを介して血統モノが溢れかえり
購入者からさらに個人へ→これ本物か?→価値に疑問→安く落札→…
又は
購入者からさらに個人へ→産んだら出品→皆持ってる→安くなっていく→…
今までこんな流れだったのでしょう(説明下手でかなり偏った目線ですが…)
見えない個人間でのやり取りがこのサイトからある程度の数が消えるなら、
詐欺も疑惑も減るでしょうからそれは良いですね(比例して正直な取引も減るのも事実ですが)
とはいえ、ビッダーズの生体カテゴリが消えても、
自分が知る限りYahoo!オークション(以下ヤフオク)なんかの昆虫生体カテゴリはあるので
完全に昆虫オークションは終わった、ってワケではないんですがね。
というよりヤフオクの方が「ある意味」凄いと思うんですがね。
特に初心者の方や素人の方ならビッダーズよりヤフオクの方が
知名度は高いだろうから、その利用者比率は高いでしょうし
そうなれば詐欺にも掛かる可能性は高いでしょうし
もし掛かっても気付かれない事が多いでしょう。
自分はヤフオクでもIDは持ってますが、
カブクワ生体の出品を見ていると、
ビッダーズで比較的見受けられたウッディやボーリンの詐欺出品に比べ、
ヤフオクでは確か…
有り得ない大きさのオリジナル血統の国産オオクワの幼虫とか
なんかビッダーズとは景色の違うモノがありました。
また、業者と言いつつ産地の表記が眉唾で免責事項がひねくれていたり。
(まぁ細かくチェックしてればビッダもヤフオクも同じようにあるんでしょうが
そこまで細かく見てるほど暇ではないので…)
また、ビッダーズほど規模が大きくないからか
入札者も少なめで結局1円スタートで大概が安く落ちていってしまっているように感じます。
勿論ビッダーズよりも顕著に。
ビッダーズの生体カテゴリ終了と共にある程度人はヤフオクに流れていくんでしょうが、
個人的にヤフオクって使い辛いんですよね…
検索にワード入れても、出品あるのにひっかからないとか
カテゴリ分けがいまいち中途半端とか…
なんかだいぶ個人的な話で終始してしまいましたね。
まぁ他にもこれが言いたい、という文章はあるんですが
このくらいで終わりますかね。
と言ってもこれはいきなりハードパンチな話題ですがね。
さて、自分が初めて我が家でパソコンをいじるようになったのは確か2008年ごろだったかな?
で パソコンが使える=カブクワの入手がもっと簡単に!
という考えでいたのは勿論、
「ネットオークション」で盛んに生体のやり取りが行われている
という話をその時点で多数見聞きしていて
参加する決心を固めたのが多分2009年の年明けだったかな。
それが、
今では生き虫業界の大きなパイプとして機能している一方、
トラブルの温床や生き虫価格の暴落を助長している等として問題視されてもいる
中心的なオークション&ショッピングサイトである『ビッダーズ(bidders)』です。
ところが先ほど、
いつものように出品物のチェックをしていた最中、
なにやらよからぬワードが目に飛び込んできたんですね。
『~~~終了のお知らせ』
ん、…ンン゛ッッ!!!!!!!???
二度見しましたヨ。
『生体に関するカテゴリの掲載終了のお知らせ』
どうやらいくつかある関連サイトを統合するにあたって
カテゴリの見直しにおいて動物生体の販売・オークションを終了するらしい。
しかも来年。あと一年カヨ~
まず今年中で犬・猫・小型/大型哺乳類・爬虫類・鳥類が終了し
来年には両生類・節足動物・魚類までもが終了するとの事。
これにはどうやら環境省が今年7月20日に打ちだした
【ネットにおけるペット生体販売を規制する方針】と
来年の通常国会でこれらを含む動物愛護法改正案を提出するという
一連の流れが関連しているように思えて仕方が無いのですが…
このニュースに関連してビッダーズを指摘する犬猫サイトも少なからず見受けられます。
自分の知る限り有名オークションサイトで虫はまだしも
犬猫まで競売に掛けてるのはここだけですしねぇ…
一応上記の改正案のメインは
・犬猫の対面販売義務化
・夜間の展示販売規制
・幼齢動物の親からの引き離し日数
・動物取扱業種?関連 等々…
らしいので『昆虫』の巻き添えはとんだとばっちりじゃないかと思うんですが、
まぁいままであちこちのカブクワ関連のサイトで
「出品者トラブルでビッダーズ本社に対して何らかの措置を要請云々…」
「詐欺が発覚したのでビッダーズに対し質問をしたら担当者の返答の内容が云々…」
といろいろ話が書かれているところから推測するに、
これを機会にメンドーな生き虫カテゴリも消さね?
となったようにもとれるんですがね…
さて、続いては利用者に話を移して…
何より、非常に融通の利く生体入手元が消えてしまう
というところが一番の争点でしょう。
飼育者にとっては
(一例ですが)♂単・♀単が欲しいとかって話になると
確実に苦しくなるでしょう。
ショップって単品で販売する事はオークションに比べると少ないですからね。
また、珍種・レア種の類を探すのは苦労することになるはずです。
こういうのは元々、沢山のコレクターや業者に網を掛けて
常に気を張るしかなかったワケですからね。
アラートに登録すれば知らぬ間に出物があってもメールで分かっちゃうのに比べると疲れますね。
少なくとも、色々な種類に手を出す自分としては
欲している虫を手に入れる機会が格段に減るのは確定ですね。
また、個人が出品できないとなると、個人間でのやり取りができなくなるのは大きいです。
結構個人しか持ってない珍品があったりしますからね…
他にも大変な部分はあるのですが、
デメリットだけではなくメリットもあると言えます。
特にオークション販売で次々と廃業(の危機)に追いやられている店舗販売。
個人が販売出来るネットオークションでは、
相場維持などするだけ辛い、売れるためにはどんどん安くしていこう
という傾向にあるのはもはや周知の事実
(↑↑これは色々な意味で自分もお世話になってるのだが)
それが、一番の現場が無くなるという事は
全体的な相場の上昇につながり行く行くは店舗販売が少しは楽になるかも知れません。
特にオオクワは、オークションを介して血統モノが溢れかえり
購入者からさらに個人へ→これ本物か?→価値に疑問→安く落札→…
又は
購入者からさらに個人へ→産んだら出品→皆持ってる→安くなっていく→…
今までこんな流れだったのでしょう(説明下手でかなり偏った目線ですが…)
見えない個人間でのやり取りがこのサイトからある程度の数が消えるなら、
詐欺も疑惑も減るでしょうからそれは良いですね(比例して正直な取引も減るのも事実ですが)
とはいえ、ビッダーズの生体カテゴリが消えても、
自分が知る限りYahoo!オークション(以下ヤフオク)なんかの昆虫生体カテゴリはあるので
完全に昆虫オークションは終わった、ってワケではないんですがね。
というよりヤフオクの方が「ある意味」凄いと思うんですがね。
特に初心者の方や素人の方ならビッダーズよりヤフオクの方が
知名度は高いだろうから、その利用者比率は高いでしょうし
そうなれば詐欺にも掛かる可能性は高いでしょうし
もし掛かっても気付かれない事が多いでしょう。
自分はヤフオクでもIDは持ってますが、
カブクワ生体の出品を見ていると、
ビッダーズで比較的見受けられたウッディやボーリンの詐欺出品に比べ、
ヤフオクでは確か…
有り得ない大きさのオリジナル血統の国産オオクワの幼虫とか
なんかビッダーズとは景色の違うモノがありました。
また、業者と言いつつ産地の表記が眉唾で免責事項がひねくれていたり。
(まぁ細かくチェックしてればビッダもヤフオクも同じようにあるんでしょうが
そこまで細かく見てるほど暇ではないので…)
また、ビッダーズほど規模が大きくないからか
入札者も少なめで結局1円スタートで大概が安く落ちていってしまっているように感じます。
勿論ビッダーズよりも顕著に。
ビッダーズの生体カテゴリ終了と共にある程度人はヤフオクに流れていくんでしょうが、
個人的にヤフオクって使い辛いんですよね…
検索にワード入れても、出品あるのにひっかからないとか
カテゴリ分けがいまいち中途半端とか…
なんかだいぶ個人的な話で終始してしまいましたね。
まぁ他にもこれが言いたい、という文章はあるんですが
このくらいで終わりますかね。