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当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。

長年、記事編集のブラウザにInternet Explorerを使用していたことで気付きませんでしたが
Google Chromeなど一部のブラウザで画像が回転して表示されております。
時間を見つけて修正しています。お見苦しい記事も少なくない点、予めご了承ください…

ティモギ、少しは大きく… [〆ギラファノコギリ (ティモーレンシス亜種)]

アララ… 前回の更新から早くも1週間以上経ってしまいましたな。

今日は妹が修学旅行を終えて東京から帰って来て
お土産が居間に沢山放置されてます。
今ディズニーランド土産のチョコクランチをほおばりながらパソコンに向かっています。
妹は「青森(市)ってマジ雑魚いな」と吐き捨てておりました。
             その言葉には『郷土愛』なんて感情は微塵もありません。


で前回は虫の本を紹介しましたが
今回は虫とは関係無しに自分の好きな本を少しだけ紹介してみます
ちなみに自分は基本的に『図鑑』『昆虫雑誌』『地図』以外はほとんど本は読まない人間です。



童話ってホントは残酷.JPG

童話ってホントは残酷

エェ…!? とか言わずに。
中学生の頃家にあったので読んでマジクソはまった本です。
ホントに最初の頃は挿絵が怖くて読み通せなかったですね。

当時かなりはまっていたので学校に持って行ったら
男女問わずクラスを巻き込む(休み時間に)程の人気ぶりだった1冊です。
その後しばらく二見文庫の作品を読みあさりましたね~



世界不思議物語.JPG

世界不思議物語

これも中学で読みだした本です。
先日TV観てたらワカメが「世界不思議物語って本で読んだの~」と言っていて
なんか聞き覚えのあるタイトルだな~とか思ってたら あ!! これかー!! と納得した
                                 と云うただそれだけの事なんですが。

1979年発行の古い本です、母の実家で気に入って貰ったものです。
内容はタイトル通り過去世界中で起きた不可解な事件から神話や生命・宇宙まで
ホントに読みごたえのあるものばかり。
偉人・変人・犯罪者の話
異世界・歴史の謎・幻の怪獣・天国と地獄の話
奇文化・迷信・噂の起源の話
発明・冒険・文明遺産の話
宇宙・自然・人体・科学・未来の話
等々いろんな話が600ページ近くも載せてあるんですね~  ワカメこんなの読んでたのか・・・

歴史は嫌いですがこれは読みたくなります !

世界一過酷な成人式とか切り裂きジャックとか読んでてひき込まれますね。




さてさて虫に話を戻して、
今回はティモールギラファの菌糸投入を行いました。

2010 04 18_1028.JPG
↑菌糸ビンは9本。
1度に交換する本数としては菌糸においてはこれでも結構多い方です。ショボ…

今回はギラファで成績の良い月夜野のエレメント菌糸を使用し
詰めてから2ヶ月経っています。

ティモギは♂でも結構小さいのでギラファ慣れしてない俺にとっては
投入する幼虫の選別作業にはかなりの時間を費やしました。
なんとか♂だろうね。と云う個体を投入し先程完了しました。

2009年血統の方は全員チビっこくなってしまったので
こっちのヤツらはもう少しましな結果を出してほしいです。
ケイスケは羽化させたことは無いですがきっとここ(ティモール)よりは大きくし易いだろな~
せめて親(76mm)は超える個体が出てほしいところですわ…


ちなみに今のところ、
2009年血統の子達が続々と羽化&蛹室作りしていますが…
これがまた小っちゃいのよ…



それとチョット気になるのは
今年はティモールの野外品入荷するのかな~?


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アオモリの青い虫 [〆青森県産 ルリクワガタ]

こないだからウチのルリ♀が起き出したと云う事で、
鈴木さんに相談すると
「こっち(♂)も起きた、冷蔵庫から出せばすぐ活動始めるよ」とのことなので
♂を譲り受けブリードを始める事にしました。

夫婦共々完全に目覚めたようで
ケータイのライトを当てると近づいて来たり翅を広げて飛んだりします。

管理は19~21℃の温室内で120ccカップ内でペアリングをしました。

♂を♀と同居させるとすぐ
2010 04 19_1031.JPG
ルリ 交尾.JPG

やる事やってくれております。

現時点で2度交尾を確認。


リンゴが好き.JPG

最初はゼリーも試しましたが食い付きがよろしくなかったです。
果汁が含まれた食物が適していると云う事なのでエサにはリンゴ
青森の地元民の家にはリンゴが腐るほどあるのでエサの調達には困りませんな~
                                 流石は青森…

新芽を齧る虫だけあって表面の果汁を吸いつくしたら果肉を齧ってましたね。
何かポッとくる光景です。


セット内容は、材産みなので埋め込みマットを1~2cm敷き
面積確保のため材をナナメ立てにしました。

使用した材は試験的な意味も含めてベトナム材に決定。
いや別にスクアリドゥスのセットに使ったヤツの余りがあったからとかそういう事じゃないッスよ。
ルリ セット.JPG

ちなみにカップからペアを移す時
中に敷いていた木片に歪な産卵痕があったので産む気はありそうです。

2010 04 19_1030.JPG

さてさてベトナム材はルリのお気に召すのでしょうか。
是非とも自分も生産卵シーン見てみたいです。



それとちなみのちなみに、
採集した幼虫達ですが、順調に亡くなっていってます。
流石に初令で採ったのは不味かったようですね。
くわmatも発酵し過ぎなのか合わないのかも知れません。


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今年のタランドゥス [〆タランドゥスホソアカ (原名亜種)]

今年はタランドゥスの入荷は無いんだろうな… と思ってましたが
まさかの大量入荷。

何が起こるか分かんないですね。

ホソアカ好きの自分としては入荷すると聞いた時点で買っちゃおうかと考えていましたが
ラベルが西カリマンタンとしか書いていなかったので
サンバスとかシンタンとかシンカワンとか詳しく明記されてないものは控えときました。

なんでボルネオ・カリマンタンの虫ってラベルが浅いんでしょうね?
昔からこの島の虫は偽ラベルを付けて現地の情報を守っているとの噂が濃い地ですが…

実際西カリマンタンってかなり広いんですよ。



さて、今日はセットしてから3ヶ月以上経ったサンバス産のタラの割り出しです。

実は今回割り出す前から絶対産んでない雰囲気満天だったんですよ。
なにしろ温室内は高くても20℃強。
時間が経ったにもかかわらずケース側面に食痕も無くカビが蔓延しています。
♀もほとんど潜らず…

てなワケで今回は割り出すと云うよりケースをかたづけるつもりでした。


故 タランドゥスホソアカ.jpg
マット上で♂が息絶えておりましたが色彩は生存時とは変わっていて
なんかチュウに配色が似てます、へぇ~ちょっとオモシロ~い


さてマットを出すと
2010 04 23_1035.jpg
くわmatとDVマットを交互に詰めた4層構造でしたがこの作戦逆に失敗でした。
くわmatだけの方が良かったと思います。




さて一発目割ってみると…




2010 04 23_1036.jpg
エ!!!!? 産んでるじゃ~ン!!!!!

は~マジで~? よかった~

絶対居ないと思ってたのでこれは衝撃でしたね、不意打ちでしたね。

まさしく俄然やる気になりました

ここから慎重にマットを割って割ってすり潰していきます。

流石に沢山いるとは思ってなかったのでなかなか出ては来ませんが
それでもまだ居るであろう子供たちに出会うために割って割ってすり潰していきます。


2010 04 23_1037.jpg
わってる途中に見つけました。 死んでます、卵。

実は、終始割っているとマットが結構発熱しているようでだいぶ熱くなっているのを感じました。
やはりくわmatと柔軟材でセットした方が断然良かったと思いました。



さてさて予想外の収穫に驚きましたがその最終結果は……







2010 04 23_1038.jpg

   1頭

なんでちょっと夢を見せたんだこのアマ――――[むかっ(怒り)]


……ハァ…疲れた…

ま、次頑張りますかァ…
ちょっとオモシロい色になることも分かったし。

今現在次の戦闘に向けて着々と準備を進めております。

上手くいくかな…?

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Oh! Gon! [〆ローゼンベルグオウゴンオニ]

ローゼンの記事はどうやら半年振りらしいですね(「らしい」って…)

今の時点で第1陣が羽化してきています。
前にやった時は♀が1頭しか羽化できませんでしたが
今回は♂が初めて羽化しました!

ただ、今回の羽化個体は完品じゃないんですよね。

劣化するまで菌糸ビン放置してた結果か冬の青森に常温で管理してた結果か…



2010 04 24_1040.JPG
1頭目
ちょっとベトベトしたビン内で蛹化したために皮が上手く脱げなかったもんで
体の反対側はスゴ過ぎてお見せ出来ません



2010 04 24_1039.JPG
2頭目
ボトル内の菌糸を上から下まで全て壊し尽くし(恥)蛹化。
羽化でちょっとミスりました。。。
まあ腹自体に異常はないので(♀が羽化すれば)種親にしようか…



いやぁ~~初っ端から大変な事になっちゃいましたね~
羽化控えにもう1頭ヤバいのがいるのでまだ怖いです。

オウゴンオニキツイな~~~~でも羽化するとこれ良いもんだねぇ

       この2頭は恥ずかしいけど…

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じわじわ… [〆ゼブラノコギリ (ルソンエンシス亜種)]

まあ日中は比較的色々やりましたね。
結構やること溜まってると片付けても片付けても作業は増えていきます。

まずコバシャをいくつか洗って、

放置していたディディエールの菌糸を2本掘ったところ、
全て死滅しておりました。
劣縮して水分過多になってましたね菌床。
ちなみに生存している個体もほんの一部が蛹化しています。

ゼリー交換をはさみながら

マルスのマット交換。
交換前はコバエに侵食されドロドロで放置でした。
少し虚弱気味なマルスの事なので
「もしかしたら生きてないかも知れないな…」と心配してましたが
無事生存していました。
ちなみにようやく3令に加令したばかりの様子で
ラベルを確認したら…

2010 04 27_1043.JPG
祝・孵化1周年。      つか3令になるの遅っ!!!

エラフスホソアカの幼虫が1頭蛹室を作り始めている事も確認しました。



最後に本日の本丸、カタンドゥアネスゼブラのセッティングを敢行。

まず産卵場所のメインとなる産卵木の選定、
コバシャ小に入るサイズの軟めのクヌギを水に浸け新聞で包み水抜き。

皮を剥いでみると、怪しい虫が混入しているのを発見
殺虫・殺菌のために殺菌灯電子レンジで下処理。

後々カビで状態が悪くならなくするために材にマットを擦り付け、
くわマットで全埋め。

2010 04 27_1041_ペインティング.jpg
       保管中のノブユキのセットでは全埋めのせいか分かりませんが
       材の上部にも齧り跡が付いていましたので今回もそれにならってみました。

ちなみに♀の投入前の様子は↓
2010 04 27_1042.JPG
プロテインチャージしまくりです。

ゼリーと♀を投入してセット完了となりました。

今季のゼブラは好調そうなので楽しみです。




   最近はなんか疲れているようで記事内容も全く盛り上がりません……
   それにしてもいい加減毎回セッティングの記事書くのは意味がない気がする……
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キクロまくるわよ。 [〆エラフスホソアカ]

こんばんは、今夜も日昆の時間がやって参りました。
今日からゴールデンウィークですね。
どうやら青森県の桜の開花もGWと丁度ピッタリらしいです。
ただ現在のところ強い風が吹いてまして雨も降っております

さて話はカブクワに移りまして、
ミラビリスウムハンギの入荷がアツいですねぇ~
意外と価格もお手ごろになって来ていたので「今年は鹿」だと決めているにもかかわらず
危うく自分も手を出してしまうところでした。 おォ~ホぉーアブネェアブネェ~

そんでもって、前回1月の終わりに交換したエラフスの幼虫達も大分カワラを食いあげてきて
おまけに菌床も劣化してきていたのでこの間(おそらく→)最後の交換をしました。

2010 04 29_1050.JPG
この時同じ菌床が手元には200ccカップしか無かったのでやむなくその200ccへ交換。
見てくれ通り♀です。右がそれまでのカップで左が新しいカップです。


リフォームの匠.JPG
そして、数日前からついに蛹室を作り始めました。


遅れをとり、もう1頭も新しく仕入れたボトルにようやく交換しました。
2010 04 29_1049.JPG
左がそれまでのボトル、右が新しいボトルです。
まあ菌床の銘柄は察しのいい方はお分かりだと思いますが、
チップ(培地オガ)の種類、菌の種類から考えて他のエラフスブリーダーの中で
菌床でやられる方は結構ここの菌床使われてるんじゃあないでしょうか?

自分が使ってて思うんですが、
この菌床カナリやわらかくって劣化早いんですよ。
扱いが難しいですわ~ちょっと…

で、多分最後だから体重量ってみました……ら↓
ん… なんか前より小さくなってないか.JPG
あれ……?  前に量った時は6gはあったんだけど…
え………?  大丈夫かコイツ?  ♀とかじゃねぇよな…?

…まぁ、最悪♀×2だったとしても
この虫は♀の方が手に入り辛いワケだからまあまあ構わないんだけどさぁ~



そしてそして今日は、産んでもらうため新たにセッティング作業をしておりました。


 セット内容

・コバシャ大
  ファーブルハウスで選びに選び抜き、ギッチリ閉まるヤツを買って来ました。
  そのおかげでこの後まさかあんな事になるとは…

・くわマット
  なんか気分で。

・砂埋め霊芝材
  1.5本、1本は結構堅めでやな予感がする。0.5本の方はだいぶ柔らかい。

・プロゼリー
  我が家の定番


水分を加えたマットをケース底に薄く敷いて霊芝材を横倒しで並べる
縦にするか横にするかメチャメチャ悩むんですよ。
ちなみに今回は水分量は気持ち少なめにしました。

それをまたマットで埋めるワケなんですが
このあたりで夕飯の時間になったので一旦作業を中断。
コバエが侵入しないようにケースはフタをしっかり閉める。

夕飯が終わり、さて作業を再開するか~とフタを開けようとフタのツメに手を掛けて力を入れる

…… オッ…ちょっとカテぇな…

なかなかツメが外れません。
比較的フタが固く出来ているコバシャ、キッチリ閉まるヤツを買った上にもちろん新品。
変な所で手こずることに…
元々家にあるコバシャ大と固さかなり違くないか? と思ったワケですね。

力を入れ過ぎるとフタや本体が割れてしまうんじゃないかとうっすら思っていたのですが
「これでどうだ!」ともうちっと指に力を入れたその時!!


バキキッッッッ




開けてびっクラ 一瞬何が起こったか分かりませんでした。
フタは開きました。
しかし指を見てみると、
人差し指の爪が折れていました。

爪の下の肉がむき出し… ぅ~わァ~~痛ってぇ~~

なんでこんな事に…?

油性です。.JPG
取り敢えず包帯でカバーしときました、ちなみにもちろん油性です。
                    元お笑い係として水性なんて使うワケにはいきませんからねぇ
あとで指先グルーガンで固めとこうかな…


作業に戻って、マットで埋めてゼリーを置いてセット自体は完成です。


さて、そのセットに入れる主役ですが、こちら↓
エラフス 34mm.JPG
♀34mm。
はい、今季2頭目です。イッヒッヒッヒ~

ちなみにその旦那は
2010 04 29_1047.JPG
♂74mm。フ節1本麻痺してますが元気はあります。
しかしよく見ると腹端と上翅の間が少しだけ隙間が出来ていて交尾可能か疑問です。


2010 04 29_1045.JPG
                   ※画像はイメージです、実際の内容とは違う場合があります。

セットするまで数日ペアリングしていたのですが、
♀は何故かエサは食べず潜ったり真夜中徘徊したりするのみ。
これが交尾済みで産卵待ちの状態なのか死ぬ前なのかよく分かりませんが…
一応飛び回っているので活力はあるように見えます。






今年の業界でのエラフスの動きについてちょっと思った事を書いてみます。
ここで言う『黄紋型』とは♂で100mmを超える方の系統をそう呼ばせて頂きます

今年に入ってから異様にエラフス黒♀ (別称・ブラックタイプ / 本物♀)
わさわさと出回ってきてないでしょうか!?
去年まではこんなこと無かったですよね。

情報誌やブリーダーの間で黒♀が知られ騒がれ始め、
それと同時にオークション・ショップで黒♀に人気が集中していきます。

輸入販売業者・小売ショップは、
幸か不幸か『黒♀』と云うラベルを付けた販売方法が増えてきたワケですが、
黒♀の存在が一般に知れ渡ってしまった事で
元から黒♀の違いを知っていた業者・ショップ
黒♀の存在を知らなかった業者・ショップでは
今この状況をどう思っているのかギャップがあると思います。


まずここ最近で黒♀を知った業者・ショップ側ですが、
黒♀と云うラベルを付ければ今まで以上に売り上げが伸びるので、
今まで気にしていなかったが仕入れ・検品時に注意して黒♀の選別を行うようになった。
つまり比較的今のこの状況をよく思っている……のではないでしょうか?


一方昔から黒♀を知っていた業者・ショップ側ですが、
まず購入者にしてみれば、
ブリードするなら地味な方より黄紋型の方が
欲しい人が割合多いワケですから、
当然ペア売りなら大きい♂又は黄紋が出た♂のいるモノを選ぶはずです。
昔は黒♀なんて気にする人はそんなにいなかったでしょうから
エラフス 黄紋型 97mm.JPG
↑みたいな黄紋型(俗に言う本物)の♂ならばノーマルタイプ♀とペアにしても
無条件でバンバン高値で売れていったでしょう。

しかし黒♀×黄紋型でしかブリードが成立しないと知られてしまった今では
「黒♀を付ける」と公表しなければ黄紋型の♂であっても
大した値段では売れなくなってしまいましたよね。
こうなると、今までその方法をおおいに活用していた側としては
この状況はあまり良く思っていないのではないでしょうか。

もちろんノーマルとの線引きもされてしまったワケですから
ノーマル個体の購買競争率も下がり両者の価格も開きが出来てしまうワケです。
この点は黒♀を昔から知っていようといまいと関係なく売る側に負担が掛かりますね
なにしろ黒♀の割合はエラフス全体からするとかなり少ないので
たとえわずかな黒♀が高値で売れてもたくさんのノーマル♀が安くせざるを得ないなら
元も子も無いですからね。


と、ここで最初の話に戻らせて頂きますが
今年辺りから妙に黒♀の販売数が異常なまでに増えている気がします
もともと輸入数も多い虫だし、黒ラベル(←プッ)なんて付けていなかったから
実際のところは毎年このくらいの数出回っていたと言われてもおかしくはない様ですが、
ホントの事は実は業者・ショップが知っているのかも知れません。

実は去年こんなことがありました。
去年、あるショップから通販であるクワガタをちょっと多めに購入。
しかし到着してみるとその大半が死亡&衰弱、
そのことを先方に結果として連絡し、その取引は自分では不本意ながら終結したつもりでした。
しかしその2~3日後、自分宛てに覚えのない箱が届いていました。
何も新しく注文した記憶はなく、発送元を見ると先日のショップでした。
ちなみに送料などの代金は0。
…まさかァ…? と箱を開いてみると  クリック→中身はこれでした

まあ話がややこしくなってしまうので暴露しますが、
そのショップで買った死亡&衰弱した虫と云うのがエラフスホソアカだったんです。
死亡&衰弱時の個体はほぼ全部がノーマル、黒♀が1頭だけ入っておりました。

これらの事を合わせて考えてみると、
一部で噂されている『現地キャッチャーが黒♀を隠している』と云う話に加え、
『輸入業者が黒♀を間引きしている』と云う線が出てきました。
日本の業者が黒♀を隠して何の得があるのか分かりませんが
意識しているのは確かですね
黒♀自体サイズが大きいので「黒♀だから」と云う理由ではないかも知れませんが。

なんか書いててゴッチャゴチャになってしまいました(恥)







おまけとして、ちょっと専門書において黒♀の存在がいつ頃から
表舞台に現れてきたかをまとめてみます(自分のわかる範疇で)

まず、自分がエラフスに興味を示し始めたのは去年の春、
メタリとインペラを飼育している時に「この2種類が居るならエラフスも手に入れたい」
と思い始めたからでして(またワケのワカラン理由ですな…)

その時雑誌を見てみるとちょこちょこ黒♀の話が出ていました。

2003年4月 くわがたマガジンNo.11
 これが家にある中で黒♀に触れている最古の本です。
 ここでは黄紋型♂に合う♀が「大型で翅の表面の感じが異なる」と説明されており
 その♀でなければ交尾しないと云う事も示唆してましたね。

2006年夏に販売されていたムック本
 ホソアカの項でホントにさり気なく
 「エラフスは♀もスーパータイプに分かれる」と書いてますが気が付く人はいないと思います。

2007年4月 BE‐KUWA23号
 ここで大々的に♀の区別を著してますね。
 特徴の説明に関しては『黒』と云う話は出て来ずくわマガ11と内容は同じです。
 ただ読んだ人の中には「あの人の記事は信用しない」と云う方もいたようですね。

2009年1月 BE‐KUWA30号
 これが多分決定打ではないスか?
 この中で触れられてる話から改めて23号を読み返した人も結構いると思います。


そう言えば肝心の『黒』と云うワードはどこに出ていたんでしょうか????

よく考えたら分かりません。
誰か教えて下さい。

去年の6月に黒♀の説明書いた時何かの情報を参考にしたんだっけ?
 自力で見つけたんだっけ? 







さっき気付いたんですが
なんでコバシャの固さこんなに違うんだろと思ってよく見たら、

2010 04 29_1053.jpg2010 04 29_1054.jpg
フタの仕様が違う――――!!!!!






        本日の 日昆の名言

                
もちろん油性です。






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