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時間を見つけて修正しています。お見苦しい記事も少なくない点、予めご了承ください…

仏陀再〇 [〆ブッダノコギリ (パトリキウス亜種)]

いやぁ… サブタイトルから激ヤバワード登場ですね! (?)

と言えブッダの記事は10ヶ月前の25日の登場以来初めてですんで
やはり再誕で間違いないと言っていいでしょうね~

先月、最後の♂が羽化しました。
体も固まったようなので撮影してみました









仏.JPG

ズレてますかね…

今季は、5月の初めに採り120ccカップに投入、
それをそのまま常温で羽化まで放置
どれも小さくなり9月には羽化してしまいました。

♂にしてみればこのパターンは短歯は必至、
面白みが微塵も無い結果に終わってしまうのは避けたかったので
1頭だけ8月に1.8ℓの深型タッパーに交換しました。
ほとんど手遅れな状態まで成長していたのですが
その後ちょっとは成長し、2ヶ月の蛹期間を経て63.5mm(左アゴ測定)で出てきました。

意外とでかくなったな…

とは言え、ブッダはトラグルスに近縁なので飼育すると恐ろしくでかくなるでしょうね。


ちなみに、↓が今回の飼育の質の差です。
2010 03 25_0988.JPG
2010 03 25_0987.JPG

仏と鬼の差でしょうか。

ノコギリは短歯になると萎えてつまらなくなるという典型ですね。



2010 03 25_0985.JPG
10ヶ月もブログ上で放置しといてなんですが、
個人的にブッダは黒系ノコギリで一番好きなので、
今後も力を注いで飼育していきたいと思います。


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お待たせしました凄いヤツ ♪♪ [〆ゼブラノコギリ (ノブユキ亜種)]

だいぶ時間が経ってしまいましたがインペラと一緒に仕入れたもう1種の紹介に入ります。

到着時仮死状態でしたが「まあまあ」回復しましたので
コイツもセットに移行です。



2010 03 26_0991.JPG
ゼブラノコギリ (亜種ノブユキ) ジャワ島 西部 サラク山


もはや飼った事のない方でもお馴染みのクワですね。

ゼブラは現在全4亜種が記録されていて
原名亜種zebra が マレー半島 ボルネオ島 スマトラ島 パラワン島
亜種nobuyukii が ジャワ島
亜種luzonensis が ルソン島 カタンドゥアネス島
亜種ledae が サマール島 レイテ島 ミンダナオ島
に分布しており各亜種日本に輸入されていますが、

年間で輸入されている野外品生体全体の99%がこのノブユキです。

ノブユキに関して言えば「良く」言うと普通種、「悪く」言うと駄虫ですね…

そう言えば、あまり本種の飼育・収集には力も入れていないにもかかわらず
気がついたらさり気にもう3亜種が登場してしまってましたね

実は自分は過去数回本種に挑戦しましたが1個も卵を採った事がなく
自分にとっては鬼門種で本当は飼育するのは当分無いだろうと思っていたのですが
今回の個体を仕入れてしまったのには相応の理由があったのですよ~



それが、コレです↓






ノブユキ 56.JPG

その数値、56mm! ! ! ! !

                           このパターンの写真撮り辛いんだよな…

野外では限界レベルですよこれ。
これはもう野外ギネスでも疑いがないレベルですよね?

ジャワ産のゼブラは50~51mmくらいまでは結構入荷していて
51~53mmレベルの個体もごくたまに入ってくる(のを見ます)んですが
ここまでの個体は有り得ないです、常識で言うと。

某出版社の児童書の図鑑には、『野外ギネス58mm』と書かれているんですが、
監修者と本全体の内容を見るとちょっとまゆつばな気がするので…
                               だって飼育ギネスが『57mm』って書いてあるんだぜ!?

にしても、いやぁ~~ホント実物到着した時ホント心躍りました
(インペラ♂が死着じゃなかったらもっと素直に喜べたんだけどな……)
ぶっちゃけ、今までノブユキ ナメてました。


2010 03 26_0993.JPG
ノブユキ56とルソンエンシス45とのツーショット↑

結構動いてしまうので全然亜種の違いが分かりませんが…
ルソンエンシスは原名亜種やノブユキに比べて
頭の毛が少ないあるいは無いのが大きな違いでしょうか?
同じくらいのサイズが飼育で出てから改めて見てみるとしよう~




さてさて、ここからは繁殖飼育の話題になるんですが、さっきも述べましたように
自分過去何度も買ってセット組んだのにまだ1個も卵採った事無いんすよ!!

なんだろう…

 季節モンだったら発生初期の個体買えば大抵成功するんスけどォ~
 ほら~ジャワのノブユキって年中入荷あるじゃないっすか~?
 だから結構ハズレ♀つかまされたりとかあると思うんスよォ~

イヤ てメェの飼育がタダ下手クソなだけなんだヨ自己中ヤロー !!

 ……………スンマセンしたァ……

今回1ペアしか買わなかったのですが
♀の状態(腹ペチャンコで産卵終了か? )を見るともう1ペア買っときゃよかったかなと思いますが
まあ後悔しても遅いんで交尾を確認した後セットを組みました。

2010 03 26_0989.JPG
巷では入門種と言っていいほど簡単に増えると言われていますねチクショォ―! ! !

俺が何をしたって言うんだァ――――――――――! ! !
サラクに行かせろォ―――――――――――! ! !

そろそろ壊れてしまいそうなので落ち着いていきます。

基本的に材産みの傾向が強くマットに産む事もあるとよく言われていますが
今のところ全敗の自分がマットのみに賭ける(しかも今回は期待の56mm追い掛け)のも
アホらしいと思い、木を割るのが面倒でも産卵木を入れて組みました。

材は家の在庫で余っていた中でかろうじて爪が刺さる堅さのクヌギを選定、
全埋めにしました。

マットは我が家でNo.1の信頼度を誇るDVマットです。

♂は入れようかどうか迷いましたが取り敢えず入れてみます。
マットに潜ったり、♀の邪魔をするんなら取り出しますわ。


そして、辿り着けるか分からない幼虫飼育ですが
本種は適応温度が広いわりに意外と高山種チックだと思うのです。

それに加えて飼育すると♂は体が大きいわりに大腮が短くなりやすいとも聞きます。
この点はオキピタリスに近いですね~

大型個体の羽化は菌糸でよく出るみたいですが
自分はここのところ菌糸に入れるのが怖くて仕方がありません…

どうなるんでしょうか、またマットの中で♀がバラバラになって出て来るだけで終わるのか…?
ペアの出来る確率と羽化ズレと起きズレを考えると最低でも8~10頭は欲しいぃ……

もし運良く幼虫が採れたらゼブラも亜種別にカテゴリ分けようかと思います。
                                       吉報を待て!!




あ、おまけに
さっきルソンエンシスを撮影のために容器から出してたら
飛翔行動が確認できたのでコッチも近々セットを組むつもりです。

しかし、早いですねぇ…
羽化したのが去年の12月頃で、ノブユキ・原名亜種だったら普通は半年寝るっていうのに…
ルソンエンシスが特別なんですかねぇ?
カタンドゥアネス産だからですかねぇ??
ウチの環境がおかしいんですかねぇ???


          新しく入荷した在庫  1種類
          ブログに載せた在庫 39種類
               全ての在庫 35種類




        本日の 日昆の名言

                
ぶっちゃけ、今までノブユキ ナメてました。






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時代の波か [〆ヘラクレス (オキシデンタリス亜種)]

今夜はカテゴリ封印ネタです。




…懐かしいなァ…初めてオキシの幼虫ペアをTNさんから通販で買って届いた日に
梱包している段ボールごとNo.3の家まで徒歩で持って行ったこととか…

高校の入学祝とでも言うかのようなタイミングで初のカブト爆産を体験させてくれたりとか…

前胸ゴールドタイプが羽化してきたこととか…

共に俺の学生時代を過ごしてきた仲でした…



生き残り最後の♂も居間のTVの上に置いて
家の家族の目を楽しませてくれました…

その♂も少し前にこの世を旅立ちました。


2010 03 30_0995.JPG
元々ヘラクレス飼育には熱が入りにくかった事もあり、
もうオキシは飼育することも無いでしょう。

ありがとう、オキシデンタリス。








そしてもう1体、

2010 03 30_0996.JPG
12月に起きたゴホンヅノの唯一♀もひっそりと息を引き取りました。

最近は様々な理由でカブクワをやめる方々が出てきていますねぇ
又、やめるまで至らなくても『カブト』は縮小される方も多いですねぇ

しかし今年なにやら様々なジャンルのメーカー・業者がカブクワ関係の商品・催しを出すとか
ってのがあるっぽいのでまた少しこの世界も賑やかになるかも知れませんね。

個人的に非常に残念なのが、
TVの話ですがTBSのどうぶつ奇想天外ではホントにいろんな昆虫を扱ってたのに
それが去年終了しちゃってそれ以降は近ジャンル(動物関係)の番組から
虫が消えてしまった事です。
特にゴールデン枠で欲しかったですね…


TVなくして低年齢層の支持は獲得し辛いと思います。

                                 また話が逸れてしまった……



と云うワケで、これにてオキシ終了です


         尽きた在庫  1種類
         全ての在庫 35種類


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トビムシ世界 [飼育ファイル]

カブトムシ、クワガタ等々を飼育する中で
私たちにとって最も厄介な邪魔者は誰だと感じますか…?

コバエと感じる方はかなり多いでしょう
またダニと言う方もいるでしょう
中には家族とか言う方もいるでしょう


自分は断然トビムシです。

今回はそのトビムシについて、どんなに嫌な虫かと云う事を話します。
因みにオール主観です。

_______________________________________


カブクワ飼育での厄介な害虫は順位を付けるならば

まず天辺にダニ、コバエ、トビムシの御三家が並び
その後にコメツキとかが来ますかね…

最近は砂埋め材・植菌材が使われることが多くなり
昔ほど「クワガタが産卵したのにコメツキの幼虫に喰われた」と云う
被害は聞かなくなりましたね。

個人的な考えではありますが
キノコバエは、侵入を防ぎ発生源を丸洗いして飛んでたらハエ取り紙を吊るせばいいし
ショウジョウバエも、清潔な管理とエサを頻繁に交換すれば
キノコバエと違ってフタの隙間に無理矢理潜りこんでくることもないので根絶は楽でしょう。
ダニはまあ、正直居ても気になりゃせんし血を吸われるワケでもないし(笑)


でもホント自分はトビムシはなんとかしてと言われても無理~!

トビムシ自体集合性が強いので
その爆発的な増殖力はコバエ以上ですよ。

食べる物もカブクワと同じく腐蝕物や菌、こりゃァ~厄介だ…
生活環境も適応力にすぐれているので人工物以外ならどこにでも居ますしね。


何度も殺虫スプレーをボトルやケースの表面に吹きかけてもすぐに復活
表面を綺麗に拭き取ってもすぐに復活
フタの上にはエサもないのにどうして出て来るんでしょうか?

ちなみに今ウチには
白くてウニョウニョしてるヤツら(多分これはシロトビムシ)と
銀色でピョンピョンしてるヤツらの2種類います。


トビムシはハエと違い非常に小さいので1ヶ所で発生すると
周りの容器に短期間で伝染するのが最悪(最近のコバエもけっこうしつこいが…)
想像してごらん…マット交換して数日経ったカブトのケースの内外に
             トビムシがうじゃうじゃ蠢くのを
              そして周りのビンにも伝染っているのを
つまり、『新築の一戸建てが隅から隅までシロアリだらけになっている』のと同じです。

少し前にローゼンの蛹化中ビンの上に大量のトビムシが発生し
拭いては増える拭いては増えるの繰り返しでその後諦めて放置したら
1週間ほどで落ち着いてほとんど消えたことがありました。

もしかすれば生物としての生活密度の限界がきて自然に淘汰されたのでしょうか?


トビムシの出没で飼育環境やマット・菌糸の状態をチェック出来たりもするそうですが
正直そこまでの解釈は要らなくていいと思います。

実際トビムシは衛生害虫として認識されていますが、
コバエの方が嫌われているのはきっと
ブリーダーの大半を占める30~50代の方々が老眼でトビムシが見えてないからじゃないんすか?

駆除の方法も調べたらありましたが
そのやり方だと甲虫も死んじゃいますしね。

もし『コバエだらけになってるカブクワ専門店』と『トビムシだらけになってるカブクワ専門店』
どっちが嫌かっつったら大半の大人はコバエがヤダってなるんでしょうね~

で、トビムシ自体はなんか知らなかったけどカエルのエサとして
両生類好きにはお馴染みらしいですね。

カエル屋さんにとっては増やすのに手間がかかるものらしいですが
ウチでは発展途上国以上の増加率を持ってます。

おまけにトビムシのえさなんてモノまで売られてるじゃないの!!! ギェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ ェ~~~~~~
だったらウチのトビムシ誰か業者さん買い取ってくれよ~ 無尽蔵に増えてるんだも~ん
↑真面目に居ましたらご一報を…(笑)


こうなったらカエル放し飼いにすりゃいいのかい!?
それともウロコアリでも放し飼いにするか!?




と云う事で今回は考察するでもなくただただ
『トビムシ死ね!!!!!』と言いたかっただけの内容でした。

タグ:トビムシ
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